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ようこそ!市長室へ(新春インタビュー)#可児市40「10年後につなげよう、市民の笑顔」

更新日:2024年1月23日

新春インタビュー #可児市40「10年後につなげよう、市民の笑顔」

 

市制40周年の年を迎えて

丹羽 冨田市長、あけましておめでとうございます。

市長 あけましておめでとうございます。

丹羽 市制40周年となる2022年を迎えました。今年は可児市にとって、特別な年となりますね。

市長 そうですね。可児市は、昭和57年に全国で650番目、岐阜県で14番目の市として誕生しました。こうして市制40周年を迎えることができるのも、市民の皆さん、関係各位の大変なご尽力のおかげであり、深く感謝申し上げます。

丹羽 可児市は急激な人口増加と共に成長してきたイメージですが、市の人口はこの40年間でどのように変化したのでしょうか。

市長 はい。市になった昭和57年は約6万人の人口でしたが、平成17年に住民基本台帳上で10万人を超えました。そして現在もこの10万人を維持しています。

丹羽 全国的には多くの自治体で人口減少する中で、可児市は人口を維持しているんですね。

市長 そうですね。可児市は、身近に自然があり、上下水道や道路などの都市基盤も整備されていて、都会にも近く、働く場所もあり、また、気候は夏も冬もそれほど厳しくなく、比較的災害が少ないなど、一言で言うと非常に暮らしやすい、生活しやすいまちということで、多くの方に住んでいただいています。しかし、日本中で人口減少、少子高齢化が進んでおり、長期的には可児市でも人口が減少する見込みです。そうした中で、今後も「選ばれるまち」に向けて、市民の皆さんと一緒にできるだけ人口の減少を抑えるような取り組みをしていかなければいけないと思います。

 

40周年記念事業の概要

丹羽 人口10万人都市として、記念すべき市制40周年をどのような年にしたいとお考えですか。

市長 はい。新型コロナウイルス感染症のこともあり派手なことはできませんが、記念式典などの一過性の行事ではなくて、1年間を通して、これまで可児市の発展を支えていただいた皆さんに感謝し、一緒に40周年をお祝いする、そんな年にしたいと思います。市民、関係団体、事業者の皆さんが、さまざまな形で40周年にあたる1年間を盛り上げていただければと考えています。

丹羽 それでは、現在決まっている40周年記念事業の内容を教えてください。

市長 はい。大事なことは、40周年を祝うと同時に、次の10年後の50周年に向けて、皆で力を合わせましょうということです。そこで、市では主に二つの事業を考えています。まず一つ目の事業は、「#可児市40」プロジェクトです。「#可児市4010年後につなげよう、市民の笑顔〜」をテーマとして、行政はもちろん、個人、関係団体、事業者の皆さんに、「#可児市40」という言葉をいろんな事に使ってもらって、現実の世界でもインターネットの世界でも「#可児市40」という言葉が溢れるような1年になったら嬉しく思います。

丹羽 「#可児市40」を溢れさせるということですが、具体的なイメージはどういったことなんでしょうか。

市長 例えば、市では広報紙や公式ホームページ・SNSなどに「#可児市40」を入れて情報発信していくとか、関係団体や事業者の皆さんが「#可児市40」の入ったのぼりや看板を立てたり、商品のパッケージにしたり、そうした取り組みをSNSで情報発信したりする。また、個人の方が可児市の良い所や美味しい食べ物などをSNSに投稿する時に「#可児市40」を付けてもらうなどすることで、今年1年可児市内のいろいろな場所やSNSなどに「#可児市40」がたくさん出てくると嬉しいですね。

丹羽 なるほど、さまざまなことができそうですね。それぞれの主体が単体で行うだけでなく、連携して何かできそうですよね。

市長 そうなんです。「#可児市40」プロジェクトを皆さんに楽しんでもらうと同時に、市民、関係団体、事業者の皆さんが、「#可児市40」を通じて、「あ、こんなことをしている団体があるのか、私も参加しよう」とか、この40周年の年にそうした新しいつながりが増えていくと、とても素敵だと思います。「#可児市40」が皆さんの間を取り持つ“つなぎ役”になってくれればと思います。

丹羽 「#可児市40」が市全体のムーブメントとなり、皆でお祝いしてくれるといいですね。

市長 そうですね。もう既にいくつかの事業所が市制40周年を記念した特別なイベントを考えてくださっているという情報も入っていますので、とても嬉しいですね。

丹羽 それは楽しみですね。一緒に市制40周年を盛り上げたいですね。

では次に、二つ目の事業について教えてください。

市長 はい。二つ目の事業は、「40%プレミアム付Kマネー発行事業」です。1万4千円分のKマネーを1万円で販売し、4千円がプレミアムになります。10万人分となる総事業費14億円のKマネー発行事業になります。

丹羽 プレミアム率40%で、10万人分ということで、とてもお得ですね。

市長 そうですね。40周年ということで40%のプレミアム率にしました。これまで発行したKマネーは、プレミアムが付いても20%だったので、過去最高のプレミアム率となります。

丹羽 前回のプレミアム率20%のKマネーは、1人5万円まで購入できましたよね。今回はどうなんでしょうか。

市長 今回は、1人が購入できる額は、1万円(1万4千円分)までとしたいと思っています。

丹羽 それはどうしてなんですか。

市長 先程もお話したように、Kマネーの発行数が10万人分ということで、できるだけ多くの皆さんに購入・活用してもらいたいからです。

 また、もう一つの理由は、購入できる金額を大きくすると、どうしても高額な商品の購入に充てられる傾向があります。今回は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、できるだけ身近な中小の商店などで使ってもらいたいため、金額を抑えて広くたくさんの人に使ってほしいと、1万円にさせていただきました。

丹羽 なるほど。そうなんですね。ではKマネーを購入できる人と販売時期などを教えてください。

市長 はい。今回Kマネーを購入できる人は、市民の他、可児市在勤者・在学者としており、多くの人に購入していただけます。在勤者である丹羽さんにも買っていただけます。

丹羽 ぜひ利用させていただきます。

市長 3月に購入申込をしていただいて、4月から販売する計画です。もし、購入申込が販売予定数を超えた場合は、抽選とさせていただきます。

丹羽 Kマネーの使用期限はいつまでですか。

市長 はい。使用期限は令和4年12月末までです。ある程度使用期間はありますので、使ってもらえると思います。

丹羽 1人でも多くの方にプレミアム付Kマネーを利用していただきたいですね。

市長 そうですね。市民の皆さんの暮らしをちょっと応援する。それからお店、地域経済をちょっと応援するということで、可児市の経済の活性化にも役立てて欲しいですね。

丹羽 その他に、40周年に関する事業があれば教えてください。

市長 はい。市政を支えてくださった団体や個人の方に、感謝の気持ちを込めて「市制40周年特別表彰」を実施したいと思っています。

丹羽 可児市では、毎年11月3日に功労者表彰式を行っていると思いますが、それとは別に特別表彰式を行うのでしょうか。

市長 はい。これまで功労者表彰を受けられた方の中から、今回特に市政の発展に功績のあった方を特別に表彰させていただきます。

 

40周年記念事業のPR

丹羽 ところで市長、胸にロゴマークの入ったジャンパーを着てみえますね。

市長 はい。実はこれは今回の市制40周年のロゴマークです。市章をモチーフにしたシンプルなものを若手職員が作成してくれました。40周年を表す「40th」が書いてあって、その下にローマ字で「住み心地一番・可児」と、可児市が目指すまちの姿を書いています。

丹羽 市民や事業者もこのロゴマークを使用することができますか。

市長 はい。可児市の公式ホームページからこのロゴマークを取得できます。市民、関係団体、事業者の皆さんが好きなように加工して使用してもらえます。ぜひ、多くの方に、さまざまな場面でこのロゴマークを使用していただきたいです。例えば、市制40周年を記念してこのロゴマークを焼き印した「40まんじゅう」を作るなど、何かいろいろと楽しんで使ってもらえると嬉しいです。

丹羽 いよいよ市制40周年に向けてPRが始まりますね。

市長 はい。私だけでなく、職員もこのロゴマーク入りジャンパーを着用したり、先程もお話したように、市の発行物や公式ホームページ・SNSなどにこのロゴマークを入れるなど、市制40周年を大いにPRしたいと思います。ぜひ、市民、関係団体、事業者の皆さんにも40周年事業に参加いただき、一緒に盛り上げていただきたいと思います。

 

市長メッセージ

丹羽 最後に市民の皆さんに向けたメッセージをお願いします。

市長 はい。可児市が市制40周年を迎えることができるのは、これまで多くの市民、関係団体、事業者の皆さんが努力を積み重ねてきていただいた結果であり、この40周年を機にこれまでのことを振り返って、そして大事なことは、更に次の50周年につなげていくことです。今までの可児市の魅力に更に新しい魅力を市民みんなで付け加えていく、そのスタートの年がこの40周年だと思います。

 ぜひ皆さん一緒になって、これからも可児市を盛り上げていただきたいと思います。よろしくお願いします。

丹羽 冨田市長、今日はありがとうございました。

市長 ありがとうございました。

 

添付ファイル

 新春インタビュー #可児市40「10年後につなげよう、市民の笑顔」(pdf 770KB)