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ようこそ!市長室へ(64)ふるさとの自然と遊ぼうよ!可児っ子たち

更新日:2019年2月28日

 本市出身の勝野昌慶選手が、中日ドラゴンズに入団しました。昨年の可児市10大ニュースに入れたいほど盛り上がりましたね。市役所にも報告に来てくれましたが、社会人の日本代表に選ばれ、プロからドラフト指名されるだけあって、とても立派な体格の上に、礼儀正しく清潔感溢れる、まさに好青年でした。
 プロの世界は厳しいでしょうが、大活躍してほしいですね。その姿は、可児っ子たちに夢と勇気を与えてくれるでしょう。いろんな分野で、次に続く子どもたちの登場が楽しみです。
 しかしながら残念なことに、今、子どもの体力低下が進んでいるとのことです。その原因の一つは、遊び方の変化です。今は環境が変化し、子どもたちだけで日が暮れるまで外で遊ぶなんて、なかなかできなくなっています。私の子どもの頃は、木曽川で泳いだり鳩吹山で木の実を採ったり、いつも自然の中で遊んでいました。そのおかげか、今でも風邪などの病気にはほとんどかかりません。外遊びは脳が刺激され、身体の機能が活性化されるそうです。思いがけない状況に対応できる力が、自然の中で遊ぶことによって育まれると、尾木ママも言っていました。
 私が皆さんにお薦めしたいのは、木曽川左岸です。今は地域のボランティアの皆さんにより遊歩道が整備され、自然を存分に感じながら散歩することができます。今後は土田渡多目的広場も完成し、子どもたちに清流のマイナスイオンをたっぷり浴びてほしいと思います。鳩吹山も加えて、子どもたちが可児の自然の中で、力いっぱい遊ぶことができる環境を整えていきたいと考えています。
 可児UNICというスポーツクラブでは、子どもから高齢者まで様々なスポーツに参加できる取り組みをしています。運動が苦手な子どもも大人も、定期的に体を動かしたり、気軽にスポーツを楽しむことは大切です。ぜひ一度のぞいてみてください。
 来年は東京オリンピック・パラリンピックの開催年です。スポーツは人々に感動と力を与えてくれます。可児の恵まれた自然の中を走り回って、心身を鍛えた可児っ子が、オリンピック、パラリンピックでいつか金メダルを取る。そんなことを期待しながら、これからも健康のために運動を続けたいと思います。 
 
    可児市長 冨田成輝

添付ファイル

ふるさとの自然と遊ぼうよ!可児っ子たち(pdf 337KB)