本文にジャンプします

ようこそ!市長室へ(54)「東美濃」図柄入りナンバーの実現を!

更新日:2017年11月29日

 10月に開催した「山城に行こう!」には、大型台風の接近にも関わらず、全国から多くのファンが集まってくれました。特に、市外、県外から多くの方が来てくださったのが特徴です。今後定着していけば、海外からの来客も期待できます。そのためには、PRが重要となってきます。美濃金山城跡とともに「岐阜の宝もの」に選ばれた、苗木城跡や岩村城跡との連携がポイントです。東美濃地域一体となって、県や国、経済界ともスクラムを組んで、「東美濃」を国内外に発信していく作戦です。
 その大きなインパクトと期待するのが、自動車の図柄入りナンバープレート、いわゆるご当地ナンバーです。10月には東美濃ナンバー実現協議会を設立し、可児市を含め7市町が連携して、実現に向けた取り組みがスタートしました。
 平成18年から平成26年までに、富士山や春日井など、新たな地域名のご当地ナンバーが誕生し、話題となりました。今、国では走る広告塔として地方版図柄入りナンバープレートを募集しています。多くの地方が手を挙げると思いますが、東美濃もぜひ実現してほしいと思います。実現に向けて、今月には、岐阜県知事から国土交通大臣へ、導入意向の表明がなされる予定です。
 何よりも大切なのは、当地域にお住まいの皆さんの賛同です。特に、可児地域は、県の組織上中濃地域とされて以降、東美濃という表現に親しみが薄いのが気掛かりです。歴史的には、東美濃の一員で、森家が東美濃を治めていた時期もあるぐらいです。1月に抽出によるアンケート調査を行わせていただきます。詳しい内容は1月号の広報紙でお伝えしますので、ご覧ください。市民の皆さんの賛同をいただいたうえで、正式に導入の手続きをします。導入が決まると、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年度に、新ナンバーが登場する予定です。
 皆さんも、外国のお土産で、地域の特色を図案化した、素敵なデザインのナンバープレートを、見かけたことがあると思います。自分の愛車に付いた東美濃ナンバーに愛着を感じ、他県で、東美濃ナンバーを見かけると何かほっとする。他地域の皆さんも、東美濃に親しみを持ってもらえる。私たちの郷土のアイデンティティーとして、東美濃ナンバーが活躍してほしいですね。

 可児市長 冨田成輝

添付ファイル