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ようこそ!市長室へ(59)でかけよっか?そうしよか。

更新日:2018年5月29日

 2020年のNHK大河ドラマが、明智光秀に決まりましたね。可児市には、光秀ゆかりの明智城跡、東美濃を征した森家の美濃金山城跡のほか、市民の手によって整備された城跡が多くあります。同時代の文化を引き継ぐ美濃桃山陶の聖地や、歌川広重が浮世絵に描いた木曽川左岸も、可児の豊かな歴史を味わえます。花フェスタ記念公園では、春のバラまつり開催中。また、昨年度の文化庁長官表彰に輝いた可児市、その文化拠点アーラも魅力満載です。
 子育てや仕事などで、時間に追われた日々を乗り越えて迎える第2の人生を、健康に明るく楽しく過ごすために、億劫がらないでお出かけしませんか?外出は、歩くなどの運動を通じて筋力を維持し、寝たきりになるのを予防します。笑ったり、涙したり、感動したり、ときめいたりして、幸せホルモンをいっぱい分泌し、若さを保ちましょう。
 一方で、高齢者の運転ミスによる自動車事故が多発し、高齢者による運転の危険性が取り沙汰されています。それでも、地方では、自家用車がないと不便なことも事実です。地方の大きな弱点の一つは公共交通機関だといわれます。市民の足として大切な役割を担ってくれている、民間の鉄道、バス、タクシーと共存しながら、公的な交通機関の整備を進めていくことが、大きな課題です。
 4月1日から、市のコミュニティバス「おでかけしよKar」の運行を開始しました。毎日の生活の足として、平日運行しているさつきバスや電話で予約バスとは異なり、楽しい催事などが多い休日に、市民の皆さんにもっと可児市を楽しんでいただきたいという願いで、日曜・祝日運行をしています。これで、年末年始を除いて毎日、コミュニティバスが運行することになりました。たっぷりの時間を有意義に活用して、コミュニティバスや鉄道などを乗り継いで、また、ちょっとしたウオーキングを楽しみながら、ゆったりと可児市の歴史、文化、自然を楽しみましょう。

 可児市長 冨田成輝

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