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ようこそ!市長室へ(56)気軽に相談を 可児ビジネスカフェ

更新日:2018年2月26日

 市役所南向かいの総合会館1階に、昨年、カフェがオープンしたのをご存知ですか。カフェはカフェでも、会社の経営改善や、起業などについて相談できる「ビジネスカフェ」です。
 市内の事業所の約98・5%は、従業員100人未満の事業所です(平成26年経済センサス)。お店を始めたいという夢も、現実に事業を起こし、生活していくとなると、並大抵ではありません。根拠は不明ですが、設立10年後の企業の生存率は、数%といわれるぐらいです。資金面、ノウハウ、ニーズなど自身で調べるには限界がありますし、独りよがりにもなりがちです。コンサルタントに頼めば結構な費用がかかります。
 起業を考えている人、中小企業や小規模事業者で経営改善などの悩みを抱えている人が気軽に相談できる、そんな場所をつくることで応援したいとの思いから、昨年7月に「可児ビジネスカフェ」をオープンしました。半年過ぎた現在までに、すでに約250件相談を受けています。相談員の河地さんは、40年余にわたり金融機関に勤務後、起業相談を11年間行ってこられた経験豊富な方で、様々なアドバイスをしていただけます。
 ある会社が、取引先を広げたいと相談に来られたそうです。聞いてみると地域の企業とのつながりがないとのこと。河地さんは商工会議所に入ったり、産業フェアに参加することなどをアドバイス。その結果、新規取り引きの可能性ができたと連絡があったそうです。また、喫茶店を始めたいと若い女性。既にコーヒー店で働き勉強をしているのですが、事業計画や資金のことなどまだまだ考えが甘い、と厳しいことも話されたそうです。
 失敗した事例も数多く知っているからこそ、親身になってアドバイスをしてくれます。「コーヒーを飲みにくる感じで、ぜひ気軽に相談に来てください。地域のためになるよう、私が培ってきた人脈から、相談者と様々な専門家をつなぐ役割ができたらと思っています」と河地さん。毎週水曜日には、「岐阜県よろず支援拠点」のサテライト窓口である「かに経営相談窓口」も開設しています。よろず支援拠点には公認会計士や中小企業診断士など専門家がいて、その方々の意見も聞くことができます。
 可児ビジネスカフェに相談したことで売り上げが増えた、お店を始められた、なんて声が聞こえてきたらうれしいです。そうして、可児市が、もっともっと元気になって欲しいと思っています。

 可児市長 冨田成輝

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