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ようこそ!市長室へ(57)子育て健康プラザ「mano」オープン

更新日:2018年3月29日

 5月6日、いよいよ可児市子育て健康プラザ「マーノ」が、オープンします。2013年11月の広報かにで、市民の皆さんにお伝えして以来、5年近くを経ての実現です。長期にわたる工事には、近隣地域をはじめ多くの市民の皆様に、ご不便、ご迷惑をお掛けしました。大変なご理解、ご協力をいただき、心から感謝申し上げます。
 行政の大きな責務は、結局のところ、次世代をしっかりと育てあげ、住み続けたいと思う故郷を引き継いでいくことだと思います。その役割を担ってくれるのがマーノです。マーノでは、これまで分散していた子育てと健康に関わる市の部署を集約し、連携強化を進め、子育てを総合的に支援する場を目指します。加えて、広い遊戯室をもった中央児童センター「にこっと」、3歳までの乳幼児と保護者がゆっくりくつろぎ、交流する「絆る~む」なども併設します。また、健康をつくり守るのは「食」と「運動」です。クッキングスタジオと健康スタジオでは、業務の一部を民間事業者にお願いし、様々な講座が企画運営されます。市民の健康づくりの拠点でもあります。
 にぎわいは、人が集うところに生まれます。市民支援室では、子育てや健康に関わるボランティアなどの活動拠点の場として、また子育ての心配事や悩みを気軽に相談できる場として、多くの方に活用していただきたいと思います。施設は夜9時までの開館ですので、高校生や大学生、そして社会人の方もぜひ利用してください。駅に面して設置するカフェレストランでは、和食を基本として、手作りにこだわり、地域の食材を活用したメニューも予定されています。こちらもとても楽しみですね。
 愛称に決定したマーノは、イタリア語で「手」の意味です。施設のシンボルマークのように、市民の皆さんと行政が「手」をつなぎ、市民の皆さん同士が「手」と「手」を取り合って交流できる、そんな施設にみんなでしていきましょう。アーラにマーノが加わって、若い世代も高齢者も、障がいのある人も、外国籍の人も、さまざまな市民が元気に楽しく共生する(アーラの目指す社会包摂)、次世代が誇りに思える、可児市のシンボルになってくれることを目指しています。


 可児市長 冨田成輝

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