更新日:2020年4月1日
久々利地区は、18.9k平方メートル(市の2割の面積を占める)でその多くは山林であり、サクライソウ、ハナノキ、ヒトツバタゴの自生や、日本最初のロックフィルダムである小渕ダムに象徴される、緑と水に恵まれた豊かな自然が残る地区です。また、泳宮をはじめ、八坂入彦命の墓、美濃焼き発祥の地としての古窯跡など多くの史跡があり、郷土歴史館、陶芸苑などの文化施設も置かれています。他にも320年余りの歴史を有し、可児市唯一の山車の出る八幡神社の祭礼は、桜の季節の伝統行事となっています。中心集落地である元久々利の街並みは、室町時代にこの地を支配していた美濃の守護土岐一族によって築かれた久々利城の城下町として形成させました。江戸時代には、幕府の旗本で尾張徳川家の重臣であった千村家の屋敷が構えられ、その当時の面影を残し今に至っています。
いまもなお、自然・歴史・伝統・文化が受け継がれている地域にあって、久々利地区センターには可児郷土歴史館が併設され、周辺には久々利保育園、久々利診療所などの公共施設が集まります。
久々利のKルート(散策コース)のご案内
久々利八幡神社大祭の写真