更新日:2020年2月28日
久々利の大萱地区(荒川豊蔵資料館の近く)に宮内庁が所管する八坂入彦命の墓とされる所がある。
八坂入彦命(日本書紀、古事記では八坂之入日子命)は、第十代祟神天皇の皇子で母は尾張の出身で大海媛(おおあまひめ)、またの名を八坂振天某辺(やさかふるあまいもべ)とされ、母方の縁をたよって尾張から入って久々利の地に住まわれていたと伝えられている。
八坂入彦の娘について、史話が古くから伝わっている。
八坂入彦命には、美しい二人の娘(八坂入媛(日本書紀、古事記では八尺之日売命)と弟媛)がおり、第十二代景行天皇が美濃へ行幸された時に弟媛の代わりに八坂入媛を妃としてつれて行った。この妃が生んだ子の一人に第十三代成務天皇がいる。
詳しくは「泳宮」を見てください。
新緑が美しい八坂入彦命の墓