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COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知っていますか

更新日:2020年4月3日

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

 肺の生活習慣病、タバコ病といわれる病気の総称です。
 主な原因の90%以上は喫煙で、肺や気管支の組織が壊れて呼吸がうまくできなくなってしまう疾患です。
 COPDは、20年以上の喫煙歴を経て発症します。厚生労働省の統計(平成28年)によると、COPDによる死亡数は15686人で、男性で死亡順位が高く8位でした。特に、喫煙経験のある40歳以上の方は要注意です。主な症状は咳や痰、息切れで、最終的には普通の歩行や会話でも息切れするようになります。
 毎年11月中旬の水曜日を世界COPDデーとしています。

COPDの原因の90%以上はタバコ(喫煙)

 タバコの煙には約4000種類以上の化学物質があり、発がん性物質は50種類以上含まれています。これらの化学物質はペンキ除去剤、ライターの燃料、殺虫剤、排気ガス、工業溶剤などに含まれています。
 タバコの3大有害物質は「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」です。それぞれの身体への影響は以下になります。
 「ニコチン」とは、血管を収縮させて血液の流れを悪くし、心拍数の増加や血圧の上昇を引き起こす。
 「タール」とは、発がん性物質が含まれており、がんの発生を促進し、その発育を加速させる。
 「一酸化炭素」とは、血液中のヘモグロビンと結合し、酸欠状態にする。また、動脈硬化を促進し心筋梗塞や脳卒中等のリスクが上がる。

 タバコは、肺・咽頭・喉頭がんというイメージがありますが、全身に悪影響をもたらします。そして、それは周りにいる人にも影響があります。
 たとえば、お子さんの場合、喘息、中耳炎、乳幼児突然死症候群(SIDS)などの原因になるといわれています。また、妊娠中では流産や早産、低出生体重児の出産リスクが高くなります。
 女性の喫煙は「美容の大敵」です。皮膚のハリがなくなる、しわがふえる、くすみ、たるみの原因になります。高い化粧品を使ったり、エステをするよりも禁煙することの方が効果があります。
 最近では「ライト」「マイルド」などの軽いタバコ、「無煙タバコ」と呼ばれるものが販売されています。それらは決して害が少ないわけではありません。体内に入るニコチンや有害物質の量は変わりません。

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