更新日:2024年3月29日
小児用肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌感染症について
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、集団生活が始まるとほとんどの子どもが持っているといわれるもので、主に気道の分泌物により感染を起こします。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、肺炎や中耳炎、髄膜炎などの重い合併症を起こすことがあります。
特に、髄膜炎をきたした場合には2%の子どもが亡くなり、10%に難聴、精神の発達遅滞、四肢の麻痺、てんかんなどの後遺症を残すといわれています。
また、小さい子どもほど発症しやすく、特に0歳児でのリスクが高いとされています。
ワクチン名と方法
〔ワクチン名〕
沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)
(および 沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15))
※令和6年10月以降、原則として、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を使用します。
沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)も使用可能です。
沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)で接種開始された方は、原則としてPCV15で全て
の接種を行ってください。
〔方法〕
筋肉内又は皮下
対象者
生後2か月以上5歳未満
※生後1か月頃に対象者に個別案内通知します
接種方法
指定医療機関にて個別接種
接種回数と間隔
接種回数と間隔は、接種開始年齢によって異なります。
生後2か月から6か月に接種開始の場合…合計4回接種
【初回接種】27日(4週)以上の間隔で3回接種(3回目は1歳未満に接種)
【追加接種】3回目の接種から60日以上の間隔で4回目を接種
(4回目は1歳から1歳3か月の時期に接種)
※2回目及び3回目の接種は生後1歳未満に行うこととし、それを越えた場合は行わないこと。
(追加接種は可能)
生後7か月から11か月に接種開始の場合…合計3回接種
【初回接種】27日(4週)以上の間隔で2回接種(2回目は1歳未満に接種)
【追加接種】2回目の接種から60日以上の間隔で3回目を接種
(3回目は1歳から1歳3か月の時期に接種)
※2回目の接種は生後13か月未満に行うこととし、それを越えた場合は行わないこと。
(追加接種は可能)
1歳に開始の場合…合計2回接種
1回目から60日以上の間隔で2回接種
2歳から4歳に接種開始の場合
1回のみ
添付ファイル