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ロタウイルス感染症

更新日:2020年11月24日

ロタウイルス感染症とは

 ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳頃)にかかりやすい病気です。

 ロタウイルスに感染すると2~4日の潜伏期間の後、水のような下痢、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛等が起こります。合併症として、けいれん、肝機能障害、急性腎不全、脳症、心筋炎等が起こることがあり、死に至る場合もあります。5歳までにほぼすべての子どもが感染するといわれており、特に初めて感染した時に症状が強く出ます。

ロタウイルスワクチンについて

 ロタウイルスワクチンは2種類あり、どちらも生ワクチン(弱毒化したウイルス)で、経口で接種します。

 どちらもロタウイルス胃腸炎の重症化予防に効果がありますが、接種回数や接種量が異なります。

 同じワクチンで決められた回数を接種しましょう。

 ロタリックス(1価)出生6週0日後から24週0日後までの間に、27日以上の間隔をおいて2回接種します。

 ( 接種は出生32週0日後まで)

 ロタテック(5価)出生6週0日後から32週0日後までの間に、27日以上の間隔をおいて3回接種します。

 (接種は出生24週0日後まで)

 初回接種は、出生14週6日後まで(15週未満)に行うことが推奨されています。初回接種が出生15週0日後を過ぎる場合は主治医にご相談ください。

 定期接種対象者は、令和2年8月1日以降生まれのお子さんとなります。

ロタウイルスワクチンの効果と副反応

 ロタウイルスワクチンの効果は、すべてのロタウイルス胃腸炎の約80%を予防し、重症のロタウイルス胃腸炎に限ると、その予防効果は約95%です。また、この予防効果はその後2~3年続きます。

 ロタウイルスワクチンの主な副反応は、下痢、嘔吐(おうと)、胃腸炎、発熱などでいずれも軽症です。

 特に注意が必要なのが、腸重積症です。ワクチンを接種しなくても起こる病気ですが、接種後1週間以内にわずかに増加するとの報告があります。腸重積症と思われる症状が一つでも見られた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 腸重積とは、腸の一部が他の部分に入り込み、腸が閉鎖した状態です。症状は、激しく泣く、機嫌が良かったり悪かったりを繰り返す、嘔吐、イチゴゼリー状の血便、ぐったりして顔色が悪い等です。

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 ロタウイルス( 外部リンク)

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