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健診を受けて元気に長生き!

更新日:2022年1月4日

後期高齢者医療制度で受けられる健診

 後期高齢者医療制度では、からだと歯の状態を調べる健診を実施しています。毎年1回検査ができるようご案内いたします。

からだの健診【ぎふ・すこやか健診】

 高齢者の方に向けた内容の検査を行います。

  内容:問診・診察・身体計測・尿検査・血液検査

      さらに、糖尿病・腎機能・栄養状態も検査します。

  費用:500円 

  申込方法:毎年2月頃に健康増進課から翌年度の健診の申し込み案内「可児市けんしんガイド」をお送りします。可児市が実施するがん検診なども含め、受診可能なけんしんを一括で申し込みできますのでご利用ください。

歯の健診【ぎふ・さわやか口腔健診】

 歯や口の機能が衰えると「食べること」や「話すこと」も億劫になってしまいます。

健康で楽しい人生を送るためには歯を健康に保つことが大切です。

  内容:問診・お口の診察・機能検査

    さらに、舌の動きや飲み込みの状況も検査します。

  費用:300円

  申込方法:対象の方全員に問診票を発送します。誕生日ごとに区切って数回に分けて発送しています。届く前に受診したい場合は、国保年金課までご連絡ください。

自宅で受ける歯の健診【ぎふ・さわやか訪問口腔健診】

 自宅で寝たきりなどで、歯科医院へ行って健診を受けることができない方には、歯科医が訪問して自宅で健診を受けられます。

  対象者:次の要件を全て満たす方

    1.可児市に住民登録があり在住在宅している。

    2.介護保険の要介護3から5の認定を受けている。

    3.医療保険や介護保険において、歯科に関する管理を受けていない。

  内容:問診・お口の診察・機能検査

  費用:200円

  申込方法:国保年金課にご連絡ください。申込みに必要な書類をお送りいたします。

 

人生100年という時代がやってきます!

 厚生労働省が、人生100年時代を見据えて設置した「人生100年時代構想会議」の中間報告によると、

  • ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計。我が国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えている。こうした人生100年時代においては、人々は「教育・仕事・老後」という3ステージの単線型の人生ではなく、マルチステージの人生を送るようになる。
  • 人生100年時代に、高齢者から若者まで全ての国民に活躍の場があり、すべての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくるためには、生涯を通じて切れ目なく質の高い教育を用意し、いつでも有用なスキルを身につけられる学び直しの場の提供に加え、高齢者向けの給付が中心となっている我が国の社会保障制度を、子供から高齢者まで誰もが安心できる「全世代型の社会保障」へと大きく展開する必要がある。

  との報告がされました。

 

『健康寿命』って? 平均寿命と何が違うの?

平均寿命世界一なら心配はないの?

 日本は戦後40年ほどたったころ平均寿命世界一の長寿国となりました。しかし従来、長寿の指標として使われてきた平均寿命は、寝たきりや認知症と言った介護を要する期間も含まれています。

 日本は平均寿命世界一ではありますが、寝たきりなど介護が必要な期間は欧米各国と比べても6年以上長くなっています。

新たな指標『健康寿命』に注目!

 平成12年に世界保健機関(WHO)は新しい指標として「健康寿命」を提唱しました。「健康寿命」とは平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を示します。

 令和3年12月20日に厚生労働省が発表した日本における令和元年の健康寿命は、男性72.68歳、女性75.38歳となり3年前の前回調査から男性0.54歳、女性0.59歳延びました。また健康寿命が提唱された平成12年の男性69.40歳、女性72.65歳から比べると、男性3.28歳、女性2.73歳延びています。

 平均寿命も同様に延び続ける中、これからまだまだ続く人生を楽しく健康に生きるためには、健康寿命を延伸し健康を保つことが必要です。

『健康寿命』を延ばす第1歩は健診です!

 健康寿命を延伸して健康を保つといっても・・・

 具体的にどうすればいいの?早寝早起き?食事?

 もちろん、日々の生活の中で気を付けることが大切です。

 でも、まずは自身の身体の状態を知ることから。

 健診を受けることが健康寿命を延ばす第1歩です。

 定期的に、健診を受けましょう!