更新日:2020年3月31日 のどかな田園風景を歩きます。 Kルートとは心身のリフレッシュなどができるウオーキング(一部サイクリングも可)コースです。Kルートのモデルコースを実際に体験し、見どころなどの写真や感想を交えKルートの魅力をお伝えします。 今回はモデルコース12を体験してきました。平牧地区センターをスタートとし、市を東西に横断する東海自然歩道の中央部をベースにささゆりクリーンパークを目指すコースです。 東海自然歩道をたどる 平牧地区センターを出発し、南に向かいます。このコースの大部分を占める東海自然歩道とは、昭和49年に完成した東京の高尾国定公園から大阪の箕面国定公園までを結ぶ総延長1,697キロの歩道です。11都府県にまたがり、延長は1,697kmに及び、そのうち岐阜県内のコースは290.4kmとなっているそうです。 平牧地区センターで用を足しておくことをお勧めします。 平牧公民館から南に450メートルほど進みますと、雰囲気のある砂ヶ洞トンネルに到着します。手掘りの雰囲気が残りぜひお勧めしたいスポットですが、道路幅が大変狭くなっていますので、通行には十分注意をしてください。 トンネルに入ったら、大急ぎで通過してください。 トンネル通過後はひたすら直進します。 650メートルほど進んだところにある信号も直進します。 本来のルートは信号通過後も直進を続けますが、今回は大森城跡に立ち寄るために、信号通過後100メートルほど進んだ先の十字路を左折しました。 大森神社の石柱が目印です。 大森城は戦国時代の永禄年間に築城され、奥村又八郎の居城でしたが、金山城主森長可の攻撃により天正10年(1582)に落城しました。 大森神社の鳥居の隣に石碑があります。 大森神社の境内の様子。 大森神社を後にし、本来のコースである東海自然歩道に戻るため、先ほど左折した十字路に戻り、左折します。 左折後は650メートルほど進んだ先のT字路を右折し、姫治地区の下切に行きます。右折後670メートルほど進みますと陸橋のかかった道路に到着し、そこを横断します。 徒歩の場合は陸橋を渡ることをお勧めします 道路を横断し、西へ80メートルほど進むと姫川に到着します。モデルコースは東海自然歩道をベースとしているためここを直進しますが、今回は川沿いの道を進むこととし、左折します。姫川沿いは姫治地区の全長2.4キロメートルのウオーキングコースになっています。 姫治自治連合会が看板を設置しているため、現在地が分かりやすいです。 川沿いは車の通行もなく静かで歩きやすいため、お勧めです。 新緑の頃にはもっと気持ちよく歩けそうです 桜がわずかに開花していました。 川沿いは歩きやすいです。 川沿いを南に1キロメートルほど進むと平橋という橋がありますので、そこを右折します。 看板のおかげで分かりやすいです。 平橋を渡り80メートルほど進むと突き当りますので、右折します。250メートルほど進みますと、三宮神社に到着します。 忠魂碑です。 西側にある階段を上ると姫治地区センターがありますので、そこで休憩などをすることができます。先に進む場合は、三宮神社の南西の道を進みます。 南西の道とは写真でいうと左の道です。 後は東海自然歩道に沿って、県道善師野多治見線に当たるまで1.6キロメートルほど直進します。 途中の後藤孵卵場でたまごを買うことができるようです。 県道善師野多治見線を北西に進むのが本来のコースですが、今城址に立ち寄るため、県道を横断し直進します。 県道善師野多治見線の交差点です。 横断後は、川沿いを280メートルほど進み突き当りを左折します。 左折箇所です。 左折後、40メートルほどでまた左折します。 カーブミラーに今城跡への案内表示があります。 70メートルほど進むと「今老人憩の家」という建物があり、この建物の東の道を進みます。 ここにも今城跡への案内がありますので、安心です。 今老人憩の家の東の道を進むと、今城跡が見えてきます。 左手に見えてきます。 今城は、天文年間(1532~1554)頃に小池刑部家継が築いたと言われています。小池氏は金山城に森長可が入城した後は今城を退去し、帰農したそうです。城址は愛宕山の南へ突き出た台地上にあり、頂部は一辺が約30m程の平地となっています。城の北側の屋敷跡と言い伝えられる場所には、数基の五輪塔があり、これは小池氏の墓と考えられています。 入口に石碑があります。 案内があり分かりやすいです。 本丸には休憩所が設置されています。 今城跡を見学した後は元の道を戻り、今老人憩の家の前の道を左折します。 今老人憩の家前の道路です。 左折後、70メートルほど進み右折をします。右折後、310メートルほど進むと本来のルートである、県道善師野多治見線に到着しますが、今回は県道の60メートルほど手前の道を左折しました。 左の家の手前に入ります。 左折後の道は、人里離れた秘境といった雰囲気がありお勧めです。 秘密めいた雰囲気があります。 特に道を西へ610メートルほど進んだところにある、大明洞ため池とその周辺の雰囲気が抜群です。 ため池の中央に何かが祀ってあります。 ため池通過後、川沿いに北上すると県道善師野多治見線との交差点にたどり着きます。ここで左折し、ささゆりクリーンパークを目指すことが本来のルートですが、今回は県道を横断後右折し、歩いてきた道に戻り終了しました。 ここを左折するとささゆりクリーンパーク方面へ。 モデルコース12「四季の自然を愉しみながら東海自然歩道を踏破する」 片道7.9キロの長距離コースです。東海自然歩道をそのまま歩くのではなく、今回のように川沿いを歩いてみるなど、心の赴くままに楽しむことをお勧めします。 夏は蛍を見ることができる、豊かな自然が見どころです。 【今回の移動の様子】 画像をクリックすると大きな画像が表示されます