更新日:2020年3月31日 後半も見どころが盛りだくさん 花フェスタの東ゲートを出て左に進みますが、少し退屈と思われる道が続きます。可児柿田流通・工業団地を横目に見ながら、下り坂を1キロ程度歩き続けます。 土地の購入をご検討の方は上記までお問い合わせを。 坂を下り切りますと、八坂神社が見えてきます。この神社の創建は不明ですが、天正17年(1589)11月26日の棟札が残っています。境内には元禄14年(1701年)の手洗鉢など貴重な建造物があります。 鳥居はコンクリート製です。 八坂神社の道路を挟んで西側には道の駅 可児ッテがあります。可児ッテはユニークなデザインの道の駅です。ここでは、可児市周辺で育てられた農畜産物や惣菜や特産加工品を買うことができ、「可児そだち」認定品も販売しています。 【可児そだち】 可児市地産地消実行委員会が新鮮で品質が良く、安全でおいしいものとして認定した可児市産の農産物及び加工品のこと。 里芋コロッケの食感は「なるほどー」と声が出ます。 可児ッテでトイレ休憩を取った後は、西に向かって出発します。 駐車場を横切って西に進みましょう。 柿田では正興寺、貴船神社を見ることができます。正興寺は延命地蔵菩薩を本尊とする、臨済宗妙心寺派の禅寺です。寺伝によると南北朝時代の応安年中(足利義満が将軍の頃)に、清和源氏の末流である平野将監正興が愛娘の菩提を弔うために、柿田地内の山腹に観音堂を建立したことが起源であるそうです。 立派です。 貴船神社の創建は不詳ですが、延宝2年(1674年)の棟札が確認されています。 木の生長が素晴らしいです。 さて、貴船神社を通過後は渕之上に向かうため右折し北上します。 ここで右折です。 可児御嵩バイパスの下を通過します。 写真だけで鼻がムズムズするブタクサを通過です。 渕之上の神明神社に立ち寄りながら、可児川まで長閑な道を1キロ強歩きます。 遠方から一目で神社があるとわかります。 神明神社は天照大神を御祭神とします。創建は不明ですが、天文2年(1737年)の4月の上葺きの棟札が残っています。 この辺りで疲労がピークでした。 神明神社に立ち寄った後、可児川の左岸側を歩きます。この道は清々しく非常におすすめです。 疲れが癒されます。 この素晴らしい道を西に向かって600メートル弱歩きますと、県道多治見八百津線に架かる明智橋に着きます。ここを横断しますが横断歩道がないため気を付けてください。80メートルほど南に横断歩道があります。 視界は悪くないです。 明智橋を横断後は化石株が見どころとなります。180メートルほど歩きますと川中に大きな石が現れます。この地域の地層はおよそ1900万年前にできたもので、多くの植物化石が産出されます。化石株とは大木の根元が石となった姿で、この化石株の種類はメタセコイアと推測されています。市の天然記念物に指定されています。 木が石になるって神秘的です。 化石株を後にし、川沿いを400メートル歩くと平貝戸橋に到着します。そこを左折し直進するとゴールである明智駅や広見東地区センターに到着します。 明智駅の東側にある天神神社にも立ち寄りました。 口が赤色で恐ろしいです。 モデルコース3「明智光秀の里と花フェスタ記念公園周辺を散策する」 このコースは数多くの寺社や明智城址、花フェスタ記念公園など多くの見どころがあり、全てを見て回るとかなりの時間がかかります。また、全長9.9キロありますので体力的にも厳しく感じる方もあるかと思いますので、コースを分割し少しずつ歩くことも良いかと思います。 正興寺の像は子供のお尻がかわいいです。 【今回の移動の様子】 画像をクリックすると大きな画像が表示されます 【次ページ】(番外編)明智城跡で光秀の気持ちを考える