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第15回 可児市環境フェスタが開催されました

更新日:2015年2月23日
  環境パートナーシップ・可児は、平成27年2月22日に広見公民館 ゆとりピアにて「第15回可児市環境フェスタ」を開催しました。今回は「ストップ地球温暖化!~未来へつなごう みんなで環境まちづくり~」をテーマに、40を超える団体の方々が参加されました。

日頃の環境活動の発表の場として

 展示コーナーでは、ヒレの位置でめだかを見分ける方法、太陽光発電や省エネ診断、廃棄物のリサイクルなど、様々な分野の活動紹介が行われました。中でも、耕作放棄地を活用した米つくり体験の展示を行っているブースでは、200名を超える方が訪れ、古代米についてや耕作方法について多くの問い合わせがありました。
 また、小学生による環境学習ステージ発表では、今渡南、土田、広見の各小学校の児童が1年間の環境学習のまとめを報告しました。ホタルの育成、鳩吹山、可児川という可児市の誇るべき自然を小学生の視点からまとめた発表には、会場からたくさんの拍手が送られていました。
  

いろんな体験を通じて、環境を身近なものに

 体育館では、廃ガラスや合法木材などを利用したものづくり体験や、新聞紙で作るエコバック、バスタオルで作る防災頭巾といった生活に直接かかわるもの、可児工業高校のそれぞれの学科の特長を生かした企画などが行われ、終始にぎわいを見せていました。参加者からは「身近なところから気を付けたいと思った」や「高校生の元気な様子が会場全体に伝わった」などの感想をいただきました。
  

「環境」をテーマに世代を超えた交流も 

 午前中のエントランスホールでは「ぎふ木育ひろば」と題し、岐阜県産の木のおもちゃで遊べるコーナーを設けました。ヒノキの香りの漂うおもちゃで自由に遊ぶお子さんに目を細めるおじいちゃんおばあちゃん。子どもたちの目線に立って一緒に遊んであげていた可児高校のボランティアの生徒。「帰りたくないよぉ!」と泣いてしまうお子さんなど、世代を超えて楽しめた空間となりました。
  

カーボン・オフセットにも取り組みました

 このフェスタは「カーボン・オフセットイベント」として開催し、会場内の照明の間引きや、暖房の温度調整、乗り合わせや公共交通機関を使った来場を呼び掛けることで、できるだけ温室効果ガスの排出を抑える取り組みを行いました。また、カーボン・オフセットスタンプラリーを実施して、広くこの活動を普及させることにも取り組みました。