更新日:2012年4月11日
1420名を越える方が来場されました
平成24年2月26日に広見公民館ゆとりピアにて、可児市環境フェスタが開催されました。これは、市民・事業者・行政の三者による実行委員会が企画運営し、今回で12回目となります。
環境学習ステージ発表では、市内の小中学生が日頃の環境学習の成果を発表しました。各校とも趣向を凝らした方法で、多くの方が耳を傾けていました。その他にも、市民団体や企業による展示や体験ブース、可児工業高校の生徒によるミニSLや缶バッジ作りなど、終始賑わいをみせていました。
また、フェスタ最後に行われた抽選会では、多くの方で席が足りないほどの盛況となりました。
可児市で初のカーボン・オフセットイベント
今回の環境フェスタでは、可児市で初めて「カーボン・オフセットイベント」として開催しました。カーボンオフセットとは、自らの努力でできるだけCO2を抑え、それでも排出してしまうCO2に関してはクレジットの購入で相殺(オフセット)するというものです。(クレジットとは、他の場所でのCO2吸収量を金額換算したものです。この取引で生じたお金は、CO2吸収を行うための様々な活動の資金に充てられています。)
会場では、照明の部分消灯、暖房温度の調節、マイカーの乗り合わせの推奨を行うほか、カーボンオフセットの説明や、クレジット購入のための募金も行いました。クレジットに関しては「CO2の地産地消」の観点から、同じ可茂地域の東白川村森林組合より1t分を購入しました(購入先の取り組みについては、添付ファイルを参照ください)。
カーボンオフセットの取り組みにより、今回の環境フェスタにて排出したCO2は1.6tとなり、この取り組みを行わなかった場合に比べ、3.7t のCO2を削減することができました。これは、780軒の家が1日に使う電気量や、ガソリン1,594ℓ分に相当します。
添付ファイル