更新日:2023年3月28日
特徴
体長は成虫になると3センチから10センチ、色は白地に細かい黒点が複数あります。
発生時期
4月頃孵化し、6月下旬頃さなぎになります。7月頃に羽化して大きさ3センチから10センチの成虫となり、寿命は6日から10日程度です。
その他の特徴
・人体への影響があり、成虫や卵塊の鱗毛、幼虫の毛に触れると、皮膚が赤く腫れたり、かゆみや発疹が出ることがあります。
・約10年周期で大発生し、2年から3年続く傾向があると言われています。
・メス成虫は日没後1時間のみ飛翔し、卵塊を産みます。卵塊を作った後は死にます。
家庭での対策
4月頃まで 卵塊の除去
・先端が平らで、あまり固くないもの(例:ペットボトルを半分に切ったもの)ではがす。
※卵塊を覆う鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり目に入るおそれがあるので、マスクやゴーグル、手袋を着用してください。
※電柱や街灯に付着した卵塊の除去は、管理者に連絡してください。
4月から6月頃:幼虫の駆除
・バケツに水と少量の洗剤を入れたものを用意し、割り箸などで捕まえた幼虫を入れて処理をする。
・体長1センチ程度までは、市販の殺虫剤で駆除可能です。殺虫剤を使用するときは、近隣住民や通行人に十分に配慮してください。
※洗濯物を屋外に干す場合、幼虫が紛れ込むことがあるので取り込み時に注意してください。
7月頃から:飛来防止
・夜間、屋外の照明を消す。
・光源を誘虫性の低いもの(LED灯、黄色蛍光灯など)に変える。
※消灯する場合は、防犯面を十分に考慮してください。
リンク
・マイマイガ防除マニュアルについて(岐阜県ホームページ)