更新日:2026年8月10日
クビアカツヤカミキリは「特定外来生物」です!
「特定外来生物」とは?
海外から入ってきた外来生物のうち、人の生命・身体や生態系、農林水産業などに被害を与える侵略的な外来生物を特定外来生物として指定し、飼うことや栽培、保管、運搬、輸入することを厳しく規制しています。
なぜ「特定外来生物」に指定されたの?
生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害の防止を目的に、外来生物法では特定外来生物を指定し、これらの生きた個体を持ち運んだり、飼育したりすることを禁止しています。
クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、モモ、スモモなどの樹木の中に入り込み、木の内部を食い荒らしてしまう外来昆虫です。加害された木は衰弱し、やがて枯れてしまいます。
公園や学校、街路樹、農地、観光名所への被害と、それに伴う自然景観や生態系への悪影響、倒木等による人的被害が懸念されています。
2012 年に日本国内で初めて発見されて以来、全国各地に次々と分布を拡大し、岐阜県内では2026年に初めて発見されました。
防除の方法は?
被害の程度や成虫・幼虫の活動時期に応じ、速やかに適切な防除を行う必要があります。
〇成虫・幼虫
捕殺・刺殺 : 殺虫剤や踏み潰す、叩くなど直接防除する
薬剤(農薬): 樹種や被害の程度に合わせて様々な種類の薬剤があるため、薬剤によって防除する
(エアーゾル方式、樹幹注入方式、散布方式など)
〇成虫
ネット巻 : 羽化した成虫が拡散してしまうことを、ネットにより物理的に防止する
羽化の時期(設置は5月末頃から8月頃、撤去は8月頃から10月頃)に実施する
〇幼虫
伐採(伐根): 被害木の伐採(伐根)の上で、焼却またはチップ化する
原則成虫が飛翔しない時期(10月頃から翌年4月頃)に実施する
クビアカツヤカミキリ(成虫)の特徴
- 体長2.5-4.0cm(頭から尻まで[触覚は含まず])。体全体は光沢のある黒色
- 胸部(首の部分)は赤色
- 成虫は、5月末頃から8月頃にかけて樹木から出てきます

左:オス 右:メス 出典:環境省ホームページ
クビアカツヤカミキリ(幼虫)の特徴
- サクラやウメ、モモ、スモモなどのバラ科の樹木の中に入り込みます
- 幼虫は、樹木の内部で、2年から3年かけて成長し、さなぎになります
- 幼虫の活動は、4月頃から10月頃まで活発になり、幼虫が入り込んだ樹木からは、フラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出されるため、目印となります
- 幼虫の成長が進むと、さらに大量のフラスが排出されます
クビアカツヤカミキリをみつけたら
クビアカツヤカミキリやフラスを見つけたら、個体を殺虫剤等で駆除後、市内の発生状況を把握するため、可児市環境課(0574-62-1111 内線3403・3404)へ連絡してください
- 発見日時
- 発見場所(後日現地確認ができるようできるだけ詳細に)
- 発見時の状況(例:フラスがあった、成虫が何匹いたかなど)
- (可能であれば)撮影した写真
伐採を行うときは(剪定を含む)
- 私有地の場合
自宅の庭など、ご自身の所有する土地の樹木において、クビアカツヤカミキリと思われる被害に遭ったものを伐採するときは、以下の点にご注意ください。なお、伐採時期は、原則として成虫が飛翔しない 10月頃から翌年4 月頃までにお願いします
- 運搬・保管について
伐採後の運搬・保管している幹や枝から成虫が発生して拡散するのを避けるため、ビニールシートで被う、袋に入れるなど万が一の拡散に備える
あわせて、殺虫剤をかけるなど、できる限り殺虫処理を行う
- 処理について
焼却またはチップ化する。焼却する場合は、市の剪定枝・木材類ごみ処理方法に従う
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