本文にジャンプします

可児市支え愛地域づくり事業について

更新日:2017年8月2日

事業の背景

 可児市も少子高齢化が進み、2003年まで伸び続けた人口も近年は横ばいですが、その中でも、65歳以上の人口が増え続けており、一方で若い世代が減少しています。
 こういった可児市の人口構成の変化も影響し、市の主な財源となる市税収入の伸びは期待できない一方で、高齢者の増加により医療費や介護にかかる費用が増えていくことが想定されます。
 このままでは、可児市に住む10万人を行政の力だけで支えていくことは難しくなります。今、この街に住む皆さんが豊かな生活を続けるためにも、将来この街が住み良い街であり続けるためにも、子どもから大人まで、一人ひとりが地域を支えていくことが大切であり、その仕組みづくりが必要です。
 そこで、可児市が平成26年度から行っている取り組みが、支え愛地域づくり事業(Kマネー事業)です。

事業の目的

 この事業の目的は、「地域の支え合いの仕組みづくり」と「地域経済の活性化」の二つです。 今後さらに進むと予見される少子高齢社会に対応すべく、市民・事業者・行政がそれぞれの役割を担い、一体となって「支え愛のサイクル」という仕組みを構築します。

地域支え合いの仕組みづくり

「地域支え愛ポイント制度」創設

 ボランティアを応援する制度です。詳しくは、こちらをご覧ください。

地域経済の活性化

「地域通貨Kマネー」発行

 Kマネー流通を通じて市内の新たな消費を喚起し、市内経済を活性化させます。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

事業の概要

  地域支え愛ポイント制度の対象ボランティア活動を行った方に、ポイントシールを交付します。貯まったポイントは、翌年度にKマネーと交換できます。
 Kマネーは、市内の協力店で使用できます。協力店には、金融機関で換金する際に、換金額の1%を社会貢献協力金としてご負担いただきます。社会貢献協力金は、この事業の運営財源に充てられます。
 このように、「支え愛のサイクル」が生まれるのです。

    支え愛サイクルイラスト

 ※ 令和2年5月1日より当面の間、協力店による社会貢献協力金の負担を停止します。

誰もが社会貢献できる事業

 この事業の主役は、市民の皆さんです。お互いが手を取り合うことで、少子高齢化に立ち向かう、優しくて強いまちづくりにつながっていくのです。ぜひこの事業に参加して、社会貢献しましょう!

「Kマネー 使って地域を 支え愛♡」