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ボランティアってどんな感じ?

更新日:2020年11月16日

ボランティアってどんな感じ? ~活動している方にインタビューしてみました!~

 ボランティアってどんなことをするのだろう?どうやってはじめたらいいの?と不安な気持ちのある皆さん。実際にボランティア活動をしている方にインタビューをしてボランティア活動や、ご自身の想いを話していただきました。

みなさんのボランティア活動をはじめるきっかけになるかもしれません。

広見で活動されているミニデイサロン「ふる里の家」 浅野さん、間野さん、前田さんにお話しを聞きました。

—— はじめたきっかけを教えてください。

1(浅野さん) 

最初は、高齢で障がいのある方をふる里の家に送迎していただけだったの。ある日、何かのきっかけで日比野さん(代表の方)に「一緒に食べていったら?」と声をかけてもらいました。その時、ちょうどボランティアの人数が少なくて、「よかったら一緒にやらない?」と言われたの。私は、体を壊していて仕事をしていなかったこともあり、あまり役には立てないかもと言いながらもお手伝いをはじめたのがきっかけでした。 

 4

 (間野さん) 

私は、キッズクラブで働いていて、そのときに出会ったのが日比野さんのお孫さん。お孫さんが「来てみて!」と声をかけてくれたの。少し気になったから、友達と一緒に覗いてみて私はこういう雰囲気(賑やかであったかい雰囲気でした!)が好きだから、「来てもいいですか?」と聞いたら「来てきて!」と言ってもらえた。年齢的にもどうかな。と思ったけど、私よりもお姉さんの方もいるし本当に楽しいです。

(前田さん)

私は、仕事を辞めてからも社会との関わりを持ちたくて、少しでも役に立てたらと思っていたのではじめました。

—— ボランティアってどんな感じですか。

家では、ぜんぜん笑わないこともあるけど、ここに来るとたくさん笑える。ボランティアが笑っていると利用者さんも笑ってくれます。

人とのつながりが増えますし、自分のペースで参加できます。

—— 大変だなと思うこともありますか。

ボランティアの人数が少ないと少し大変なこともあります。でも今は、大勢いらっしゃるので自分のタイミングで参加できています。

私は、以前会話のなかで利用者さんを怒らせてしまったことがあるの。人付き合いはまだまだ勉強になります。自分は良かれと思ったことも相手にとっては、ダメなこともあるよね。女の人が多いから、そういうとこを、気をつけなきゃと思いました。利用者さんは、人生の大先輩だから。

—— 今後は、次の世代につないでいきたいですよね。写真2

ふるさとの家は、家を開放したり調理師免許を持っている方がいるけど、今後誰かそういう人がいてくれたらなと。

給食センターや病院の栄養士とか関係していた人いないかな。地域には結構いると思うな。せっかくだし、もったいないよね。本人のやりがいにもなると思います。

60代とか70代の人、ボランティアできるよね!家にこもっていないで一緒にやってほしいな(笑)

本人の健康づくりにもなるよね。ここに来るようになって丈夫になりました。主人も「サロンに行くようになって元気になったね。」と言ってくれます。家族も喜んでいます。

—— これからボランティアをはじめる方へメッセージをお願いします。

(間野さん)

気力と体力のある人、これからますますボランティアは必要になってくると思うから、ぜひぜひ思い切って一歩ふみだしてください。

(浅野さん)

はじめは不安かもしれない。でも一歩を踏み出して欲しい。一人じゃないから!地域の人が喜んでくれることをぜひ、やってみてください。

(前田さん)

ボランティアというのは、近所付き合いや仕事とはまた別の方との付き合いを増やすことができるので良いと思います!

ありがとうございました。

春里地区で活動されている「矢戸おしゃべりサロン」の奥村さんにお話しを聞きました。

—— はじめた、きっかけを教えてください。   

1

私が自治会長をやっていた時、地元の方から「何かみんなで集まることができないかな。」という要望がありました。近所の方々に声をかけたところ、みなさん参加してくれました。ちょうど東日本大震災があった後で、私自身、防災の観点からも地域の絆が大切だと思っていましたし、近所付き合いが徐々に希薄になっていると感じていました。

 

  

—— サロンはどんな感じですか。2

最初のころは、何をやったらいいかわからなかったし、当日、何人来るかわからないから準備が大変でした。でも、老人クラブの方や近所の方々がボランティアで協力してくれて、行事ができています。行事の内容は、毎月色々考えていますよ。市や社協さん、知人の紹介など、人とのつながりで講演や出演をお願いしています。年に数回は、地区センターでやることで他地区とも交流しています。大河ドラマの影響で、歴史講座は特に好評でした。

—— 人とのつながりって大切ですよね。

日頃は、挨拶程度の人でも、サロンに来ることでじっくりお話できる。今までより、もっと親しみをもってお話できることが良かった。人間関係もサロンがきっかけで深く付き合うようになっています。米国のハーバード大学が『良い人間関係が人を幸せにする』という研究結果を発表していますが、サロンがそれにつながると思っています。サロンは参加者だけでなく、運営ボランティアの生きがいにもなっています。

—— 今後もサロンなど地域の人との付き合いが続くといいですね。2

続けていくには、後継者が大事です。今は70~80歳の人が多いかな。それより若い人が、なかなか集まりづらいという現状があります。定年後、時間に余裕ができたけれど、サロンを知らなかったりきっかけがなかったりすることが、理由のようです。

 勤めが終わった人は、セカンドライフを考えると思う。以前は私も、地域の人とのつながりが薄く接点がなかった。地元の方に声をかけてもらったことがサロンを始めたきっかけだけど、地域の人と気軽に話せるようになったことがすごく良かったです。

 「ボランティア」というと構えてしまいがちですが、難しく考えずに「ちょっとお手伝いする」という感じで始めてみてほしい。まずは、ちょっとやってみて。(笑)また、周囲に気になるボランティア活動があれば気軽な気持ちで、まずは参加していみてください。

—— ボランティア活動をしていて良かったなと感じること教えてください。

 「いつもありがとね」と感謝してもらえることが、嬉しいしやりがいにもなります。言葉そのものも嬉しいけど、笑顔で楽しそうに参加してもらえることが嬉しいです。

4矢戸に住んでよかったな。」と思えるようにしたい。地元の支えてくれる人がいるおかげでサロンができています。自治会などたくさんの方々の協力を受けながら、今後も地域一体となってやっていけたらと思っています。

ありがとうございました。

まずは、 可児市社会福祉協議会でボランティア登録を!

社会福祉法人 可児市社会福祉協議会

所在地:可児市今渡682-2  電話番号:62-1555