更新日:2012年3月28日
少子高齢化と新年度予算
少子化、高齢化、そして人口減少が進展しています。残念ながら、これらを止めるこはできません。私たちは、このことを前提とした上で、今なすべきことを考えなければなりません。
そのための大きな柱となるのは、二つあります。一つ目は「持続可能な社会づくり」です。これは、増大する市民の負担を抑える仕組みづくりでもあります。お年寄りが社会の中で疎外されることなく、できる限り元気に生活を送り、少し援助が必要になれば、地域が支援する。そして介護などが必要になれば、安心して福祉サービスが受けられるような仕組みです。そして行政サービスも、これまでのような、あれもこれもという現金給付的なサービスから脱却しなければなりません。この第一歩となる施策が、今年度予算の「高齢者の健康・安心づくり」です。
二つ目は「魅力あるまちづくり」です。これは、社会を支える財源を確保する仕掛けづくりとも言えます。若い世代が集まり、生き生きと働き、産業が活性化することが大切です。そのための施策が「子育て世代の安心・元気づくり」と「地域経済の元気・躍進づくり」です。
少子高齢化の「ツケ」を次世代に回さないためにも、施策の重点化と優先的予算配分が必要なのです。
高齢者が健康で活発に活動できるまちに
(昨年の健友連合会体育大会)
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