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水まわりに白いものがつく

更新日:2025年3月26日

どういった場所に白い付着物がついているか確認します。

  • やかんや加湿器など蒸気の吹き出し口付近で見られる場合

水道水が蒸発したことで、カルシウムやマグネシウム等のミネラル分が残って付着したと考えられます。安全性に問題はありませんが、こまめに清掃することをおすすめします。

 

  • アルミニウム製容器の内面に見られる場合

容器内面に、水酸化アルミニウムが生成されたためだと考えられます。

アルミニウム製品の表面には、腐食を防止するために保護膜が施してあります。この膜が劣化すると、アルミニウムが露出し、水道水に含まれる酸素と結合して、白い水酸化アルミニウムが生成されることがあります。

膜の劣化は時間とともに進んでいきますが、洗浄時にやわらかいスポンジをつかうなど丁寧に扱うことで劣化を遅らせることはできます。

なお、水酸化アルミニウムは、水には溶けず安全性に問題はありません。

 

  • 氷の中に白い固形物が見える場合

水は外側から徐々に凍っていくため、水道水中に溶け込んでいる空気やミネラル分が中央に凝縮され、白い浮遊物となって見えることがあります。

ほこりやゴミが入り込むこともありますが、ほとんどは空気やミネラル分であり、安全性には問題ないと思われます。