更新日:2025年3月5日
可児市公共施設個別施設計画について
策定の目的と位置づけ
(1)目的
本市では、人口増や都市化の進展などに伴い、多くの公共施設を集中的に整備してきました。その結果、これらの施設の多くが建築後30年を経過し老朽化が進み改修が必要な箇所が多く出てきています。老朽化した施設のすべての箇所を改修することは財政状況からみて困難ではありますが、施設の長寿命化を図るために、真に必要な改修は計画的に実施する必要があります。
このことから、個別施設ごとの具体的な対応方針を定める計画として、施設の劣化状況を調査し、対策の優先順位の考え方、対策の内容や実施時期を定め、財政負担の軽減・平準化を図りながら老朽化対策等に取り組む必要があります。
今回策定した個別施設計画における施設改修の対策時期、内容、費用については、施設の劣化状況及び財政状況を踏まえた計画としています。
(2)位置づけ
国のインフラ長寿命化基本計画(平成25年11月「インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議」で決定)に基づく個別施設計画となります。各インフラの管理者が、既に同種・類似の計画を策定している場合においては、当該計画をもって、個別施設計画の策定とすることができるため、一部の公共施設(小中学校、市営住宅等)については、既存の計画を見直すことにより、個別施設計画としています。
また、個別施設計画は、可児市公共施設等マネジメント基本方針及び基本計画の下位計画となります。
各施設の個別施設計画