更新日:2023年10月20日
屋外広告物の安全点検について
平成27年に札幌市中央区のビルから、看板の金属部分落下し、通行人に直撃する事故が発生しました。これを受け、平成29年に岐阜県屋外広告物条例施行規則の一部改正があり、安全点検が義務化となりました。
屋外広告物は、雨風等にさらされています。表面がきれいでも内部が劣化し、落下や倒壊の危険が高まっているかもしれません。定期的な点検で、安全管理に努めましょう。
また、企業や店舗などの経営者の方向けに国土交通省が公開している安全管理ガイドブックがありますので、下記資料を参考にしてください。
オーナーさんのための看板の安全管理ガイドブック
安全点検とは何をするのか。
広告物の腐食や、ぐらつき等がないかを確認する点検です。安全性を徹底するために、有資格者に点検依頼をしてください。異常が見つかった場合は速やかに改善処置をおこない、異常がない場合であっても日頃から安全管理を怠らないようにしましょう。
<危険な看板の例>
継ぎ目から錆びが垂れている。 照明不点灯。漏電の可能性がある。
支柱根元が錆びて腐食している。 上部構造全体が傾斜している。
写真出典:屋外広告物の安全に関する指針(案) 国土交通省 都市局 公園緑地・景観課