更新日:2022年3月9日
日本における食品ロスは、年間で約522万トン。(農林水産省及び環境省「令和2年度推計値」)これは全ての日本人が、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てていることになります。このような食品ロスを少しでも減らすために、環境省は「30・10運動」を推進しています。これは宴会時に食べ残しを減らすためのキャンペーン運動で、宴会の「乾杯後30分」「お開き10分前」は席を立たずに料理を楽しもうというものです。
可児市では30・10運動の「家庭版」を行い、食品ロスを減らすことで、ごみの減量化に取り組みます。「家庭版30・10運動」を実施し、食品ロスを減らしましょう!

外食時にできること
外食時は以下のことを意識して食事を楽しみましょう!
・自分が食べきれると思う量を知り、小盛りや小分けメニューを活用しましょう。
・乾杯後の30分間は提供された料理に集中することや、お開き前の10分間は食べ残しをしないよう心掛け、料理を食べきるようにしましょう。
・食べきれず残ってしまった料理を持ち帰る際は、お店の方の説明をよく聞いて、食中毒のリスクなどを十分に理解した上で持ち帰りましょう。
あなたの家庭でもできる!「家庭版 30・10運動」
毎月10日・30日は「冷蔵庫クリーンアップ活動デー」
賞味期限を確認し、冷蔵庫の中をきれいにしましょう。冷蔵庫の中身を確認し、買い物に行けば残っている食材と同じものを購入せずに済みます。また、冷蔵庫内をきれいにすることで食材を効率よく冷やすことや節電にもなります。
毎月10日は「もったいないクッキングデー」
使えなくて捨てた食材は?食べ切れなくて捨てた料理は?家族で「食」について考える日にしましょう。食品ロスへの意識を変えるきっかけにもなります。料理の内容や作る量についても工夫してみましょう!
家庭版30・10運動のポイント~3つの「キリ」でスッキリ!~
(1)食材つかいキリ
(2)残さず食べキリ
(3)野菜などの生ゴミの水キリ
3つの「キリ」で食品ロスへの対策にもなり、ごみの量やごみ処理にかかる費用をスッキリ減らすことができます。