更新日:2025年3月11日
川合考古資料館

川合考古資料館は、同地区から発掘された遺物や遺構を市民の財産として保存するとともに、先人たちの生活にふれていただけるよう、平成10年に開館しました。
可児には1万年以上も前から人々が生活していたことが分かっており、中でも川合地区には縄文時代の遺跡や古墳があることが知られています。
平成2年から平成3年にかけて川合地区で実施した大規模調査では、石器、土器、生活の痕跡などが数多く出土し、特に縄文時代中期と古墳時代にかけて豊かな生活が営まれていたこと、また、地域の重要拠点のひとつであったことなどが分かりました。
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川合考古資料館パンフレット 2p (pdf 1034KB)
次郎兵衛塚1号墳

古くから人々が生活していた可児は、古墳時代に国指定遺跡である「長塚古墳」をはじめ、数多くの古墳が築造されました。川合考古資料館のとなりにある「次郎兵衛塚1号墳」は、方墳と呼ばれる形式で、古墳時代後期の築造と考えられます。県下では最大級であり、一辺の長さは約30メートルあります。また、石室が3つある、珍しい古墳です。周辺地内には、この1号墳から7号墳まで確認されています。
「次郎兵衛塚1号墳」の名前の由来は、戦国期の武将「大沢次郎左衛門」に由来しているともいわれています。
その他にも、川合地区には多くの古墳が見つかりましたが、古くから畑地であったことや、開発のため、墳丘が残っていないものや、現存しないものもあります。
発掘調査の過程で出土した遺物の一部は、川合考古資料館に展示しています。ぜひご覧ください。
ご利用案内
午前9時から午後4時30分まで
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、祝日の翌日、および年末年始
〒509-0208
岐阜県可児市川合北2-14 川合地区センター内
電話/FAX 0574-63-4339(川合地区センター)
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