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市長の部屋から(23)「可児市の特産品」

更新日:2013年4月26日

可児市の特産品


アーラでは、著名な俳優や音楽家など、多くのアーティストが毎年素晴らしいパフォーマンスを演じてくれます。
その方々は、アーラや可児市の素晴らしさを、広くPRしてくれています。そのお礼や宣伝を兼ねて、毎年正月明けには、春の七草とお米をお送りしています。この春の七草とお米は、可児市産で安全・安心な農産物として認定された「可児そだち」のひとつです。特に七草は、全国の農業家の中から地域特産物マイスターに認定された方の力作です。
「可児市の特産品は?」と聞かれて即答できる人は少ないと思います。
可児の里芋は、昭和29年ごろ大阪を中心に、盛んに出荷されていました。「今渡里芋」と書かれた赤い荷札(絵符)を付けたものが、関西では「赤エフ」として、その品質の高さで評判を得ていました。
現在可児市では、里芋を可児市の特産品ブランドのひとつとして後押しをしています。里芋そのものをはじめ、里芋を使ったうどんやラーメン、焼酎も販売されています。他にも、大豆や米、生姜やごぼう、きゅうりなどの野菜や手作り味噌、地豆とうふなどの加工品34種が「可児そだち」として認定されています。
「可児ッテ」や「とれったひろば」、その他市内飲食店などで販売しているほか、昨年から、市内の各種イベントや名古屋の中日ビルなどの観光物産展でも、積極的に売り込みを図っています。
さらには、「可児そだち」を使用している料理店を「地産地消推進店」としてPRしています。可児市では、こんなに安全でおいしい物を食べられることを、一人でも多くの方々に知ってもらい、誇りに思ってもらいたいのです。
可児市産の農産品を消費することは、農地を守り、環境を保全し、水害を防ぎ、地域の安全にもつながっていきます。食べることが、地域を守るのです。
また、市内の農産品を材料としたスイーツや、200年前に作られた「土田びーどろ」の歴史を引き継ぐガラス工芸品、美濃桃山陶なども、可児市の誇り・自慢の特産品として、今後広めていきたいと考えており、新たにフェイスブックを活用した積極的なPRも始めています。


市長 冨田成輝


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