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市長の部屋から(17)「平成25年度当初予算編成がスタート」

更新日:2012年9月4日

平成25年度当初予算編成がスタート


先日、平成25年度予算編成の基本方針となる、当初予算編成方針を発表しました。予算編成は、市政推進の最も重要な作業です。そのスタートに当たり、編成方針を明確に示すことが、市長の役割の一つです。全体方針を、本市の最重要課題である「少子高齢化社会へのチャレンジ」としました。重点方針は、今年度に引き続き、1)「高齢者の健康・安気づくり」、2)「子育て世代の安心・元気づくり」、3)「地域経済の元気・躍進づくり」、4)「「まち」の安心・安全づくり」としました。
可児市は、今後急激な少子高齢化に伴い、人口減や税収減、社会保障費の増加など、これまでに経験したことのない厳しい状況を迎えます。次の世代に過大な負担を背負わせないよう、20年後、30年後を見据えた施策が必要です。その一方で、夢のある施策も進めたいと思います。これら施策を具体化するものが予算です。限られた予算を効果的に集約して配分するのが重点施策です。しかし、重点施策でなくても、市民生活のために必要不可欠な事業も進めていかなければなりません。
また、平成24年度の予算は、2年連続して起こった水害対策を中心とした、「防災力の向上」を最重点施策としましたが、排水対策事業など、来年度も「「まち」の安心・安全づくり」として、進めていきます。
現在、「当初予算編成方針」に沿って、「可児市政 4つの柱と重点事業」を作成しています。その後、10月上旬に各部に対して、予算要求事務の説明会を行います。それを受けて、10月下旬に各部から予算要求書が提出されます。その内容について詳細を聞き取り、課長・部長による内示と復活要求を繰り返したうえで、1月下旬に市長査定をして予算案を決定します。その予算案を、3月の議会で審議していただくというスケジュールになります。
市では、昨年度から予算編成の過程を、節目ごとにホームページで情報公開しています。もちろん本年度も公開します。皆さんからのご意見をお寄せいただきたいと思います。


市長 冨田成輝


添付ファイル