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帷子の由来

更新日:2013年12月1日

帷子とは・・・

 帷子とは、古くは装束をつけるとき、汗とりとして着たもので、生絹(すずし)・練り絹(ねりぎぬ)または麻糸で織った布で、色は白が正式だが紅帷子も用いられていたといいます。江戸時代には、夏の単衣で麻製の着物をさすようになりました。
 武家の正装には、白か浅黄色の紋付帷子を用いました。武家の女房や御殿女中は、藍の菊、もみじ、山水、まがきなどを染めた茶屋染めの帷子を着用していました。また、元禄以後の帷子には、刺繍のはいったものも多くあります。

 「帷子」という地名については、着物の帷子からくるものと、地形からくるものとの2つの説があります。
 上代より人々は、麻を紡いで帷子のもととなる上布(麻布)を作り、皇室、公卿、武家に納めていたと思われます。これにより、時の朝廷から帷子という地名を賜り、その後里人は帷子郷と呼ぶようになったとも言われています。
 しかし、帷子を朝廷に納めていたかどうか真偽のほどは分かりません。
 また、「片平」が転化したもので、一方が山であり一方は田野をひかえているところから名づけられたという説もあります。

(帷子百年史より)

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