更新日:2023年3月23日

チラシ「豊蔵のくらしと秘蔵の品」 (pdf 1337KB)
展示概要
当敷地には、約440年前に志野などの茶陶を生産した牟田洞古窯跡や、志野・瀬戸黒の人間国宝であった荒川豊蔵の居宅(大萱陶房)、東屋(もとは風呂場)、陶房、石碑があります。豊蔵が当地において開窯した昭和8年(1933)当初は、窯と、仕事場を兼ねた居宅のみでした。居宅は、現可児市久々利地区にあった古民家を購入後、移築したもので、江戸時代の建物といわれています。
今年は、居宅が移築されて90周年を迎えます。それを記念して、本展では、ここでの暮らしの中で息づいていた調度品や愛蔵品たちを展示します。現在は開窯時に近い状態に改修されている居宅の来歴にも目を向けつつ、豊蔵が秘蔵した品々を、それらを描いたスケッチとともにお楽しみください。そして、豊蔵のくらしぶりや作陶に勤しむひたむきな姿に思いをはせていただきたいと思います。
開催期間
令和5年4月21日(金曜日)から8月27日(日曜日)
開館時間
午前9時30分から午後4時(午後3時30分最終入館)
休館日
月曜日(7月17日は開館)、7月18日(火曜日)
入館料
○一般:210円
○団体(20名以上):150円
○共通券:310円(可児郷土歴史館、戦国山城ミュージアム、荒川豊蔵資料館の3館から2館を選んで入館、1年間有効)
※高校生以下、障がい者手帳等を提示の方(付き添い1名)は、入館無料
ギャラリートーク
開催日 |
6月11日(日曜日)、7月23日(日曜日)、8月11日(金曜日・祝) |
時間 |
午後1時30分から 約30分 |
参加費 |
無料(入館料のみ必要) |
事前予約 |
不要 |
主な展示作品

鉄釉狛犬 一対 室町

灰釉大鉢 銘 あみ笠 室町

瀬戸黒金彩木葉文茶碗 昭和40年 荒川豊蔵作

染付随縁碑図四方皿 昭和55年 荒川豊蔵作
※すべて館蔵