更新日:2024年4月10日
策定の背景と意義
人口急増を背景とした市制施行から40年が経ち、本市も全国の地方都市と同様に人口減少、少子高齢化といった課題に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)の推進など、従来の行政活動よりもさらに高度な取り組みが求められています。
そのような中で、持続可能で暮らしやすいまちづくりを実現するため本計画を策定しました。
基本的な考え方
この計画は、市政運営の各分野で定めている諸計画との整合性を図りつつ、各分野において計画期間の4年間で特に重点的に取り組むべきものを選択し、体系化しています。
計画期間
この計画の期間は、令和6年度から令和9年度までの4年間とします。
目指す将来像
この計画では、目指す将来像を「住みごこち一番・可児」とし、市民がいつまでも心身ともに「すこやかに」、元気な地域・経済に支えられて、生きがいややりがいをもって「にぎやかに」、住み慣れたまちで不安なく「おだやかに」暮らせるまちづくりを進めます。
重点方針と重点施策
「住みごこち一番・可児」を実現するため、次の4項目を重点方針とします。
1 高齢者の安気づくり
・ 高齢者がいくつになっても住み慣れた地域で変わらず安気に暮らせるまちづくり
2 子どもの笑顔と子育て世代の安心づくり
・ 子どもが笑顔ですこやかに成長できるまちづくり
・ 妊娠期から安心して子育てができるまちづくり
3 地域・経済の元気づくり
・ 地域内で様々な交流や支え合い活動が活発に行われ、市民がふるさとに愛着と誇りをもって暮らせるま
ちづくり
・ 元気な企業で市民がいきいきと働くことができるまちづくり
4 まちの安全づくり
・ 市民が災害や生活環境などに不安を感じることなく安心・安全に暮らせるまちづくり
また、「重点方針」ごとに特に力を入れる「重点施策」を設定するとともに、それらを実現するために重点的に取り組む事業については、毎年の予算編成の中で位置付けます。
なお、すべての施策に共通する取り組みとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)及びGX(グリーントランスフォーメーション)の推進に取り組みます。また、重点方針を支える市政運営として3つの基本方針を示します。
可児市市政経営計画(令和6年度~令和9年度)(pdf 5908KB)