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可児市の放射線の状況

更新日:2023年4月13日

放射線の測定について

 市は、福島第一原子力発電所の事故を受け、平成24年6月から平成25年10月まで市内の小中学校などで定期的な環境放射線測定を行ってきました。その間、市内の放射線量に異常は認められませんでした。

 一方で、平成24年9月に岐阜県が発表した放射性物質の拡散シミュレーションでは、敦賀発電所において福島第一原子力発電所の事故と同様の放射性物質が放出されたと仮定した場合、気象条件によっては本市南部で年間20~100mSvの外部被ばくが予想されています。

 そこで、平成25年8月に見直しを行った市地域防災計画では、原子力災害などの発生に備え、平常時における市内の環境放射線の状況を把握するためモニタリングを実施することとしています。

 これらを踏まえ、市内南部地域に重点を置きつつ地域バランス等も考慮して測定箇所を選定し、次のとおり放射線測定を行っています。

1.測定の頻度

 月1回(毎月第2水曜日の午後を基本とします)

2.測定箇所

 以下の6施設

  • 可児市役所
  • 今渡地区センター
  • 帷子地区センター
  • 姫治地区センター
  • 桜ケ丘地区センター
  • 兼山地区センター

3.測定機器

 環境放射線モニタRadi (株式会社堀場製作所製 PA-1000) 

4.測定方法

 地上1メートルの高さで、測定開始1分経過後から10秒ごとに5回繰り返し測定を行い、得られた値を平均して測定結果とします。

5.測定結果

 測定結果は、下の添付ファイルをご覧ください。

6.放射線測定器の貸し出しについて

 市民の皆さんが身近な生活環境の空間放射線量を把握するために、市が保有する簡易型放射線測定器を無料でお貸しします。

 特に、将来を担う子どもたちの安心・安全という観点から、通学路あるいは公園などの測定に活用していただきたいと考えています。

 詳しくは、下部のリンク「簡易型放射線測定器の貸し出しについて(環境課)」をご覧ください。

放射線とは・・・

 「放射線」は放射性物質から放出されるエネルギーのことです。放射線を出す能力を「放射能」、放射線を出すものを「放射性物質」といいます。懐中電灯に例えると、放射線は懐中電灯から発生する光であり、放射能は懐中電灯が単位時間当たりに光を出せる能力(性能)であり、放射性物質は光を発生させる懐中電灯そのものといえます。(東北電力ホームページより引用)

添付ファイル

リンク