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企業と連携した新しい子どもの見守り事業がスタートします!

更新日:2022年6月22日

 可児市は6月17日(金曜日)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社と市民サービスの向上及び市域の成長・発展を図ることを目的に「包括連携に関する協定」を締結しました。

 

 

包括連携協定

 左から 冨田成輝可児市長  コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 中部地区統括部長 関 敬介 様

 

 この包括連携協定に基づき、下記のとおり、防犯・防災に関することとして市内小中学校に自動販売機を設置し、また地域福祉・子育てに関することとして「子どもの見守り事業」の実施を予定している他、今後も多岐にわたる分野で連携し、取り組みを進めていきます。

 

 また、「子どもの見守り事業」の実施にあたり、株式会社ottaを加えた三者で「子どもの見守りサービスの導入に関する協定」を締結しました。株式会社ottaが提供する見守りサービスを活用し、子どもの安心・安全な暮らしの実現を目指します。

 

見守りサービスの導入に関する協定

 左から コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 中部地区統括部長 関 敬介 様、 冨田成輝可児市長、 株式会社otta 取締役 広田 裕一 様  

 

市内小中学校への自動販売機設置について

避難所環境の充実、子どもの見守り事業の一環として、令和4年5月に市内公立小中学校に自動販売機を設置しました。設置した自動販売機は災害支援型自動販売機で、災害時には商品が無料で提供されます。

なお、市、教育委員会、学校との協議の上、学校活動として生徒・児童の在校する時間は商品が購入できないよう、次のように設定を行いました。このため、主な利用者は学校開放利用者等となります。

 

利用不可時間:小学校 月曜日から金曜日(祝日含む) 7時から18時

       中学校 毎日 7時から18時半

 

自動販売機設置

 

自動販売機や「子ども110番の家」と連携した子どもの見守り事業

 市内の小学生に見守り端末機(ビーコン端末機)を配布し、この見守り端末機を携帯した児童が校区内に設置された見守り基地局(※)の近くを通過することで位置情報が記録されるものです。
 記録された位置情報は行方不明など有事の際に警察に提供されます。また、保護者が有料サービス(月額500円程度)に加入することで、登下校時やあらかじめ設定した検知ポイントの検知通知など、自身のお子さんの情報を取得することも可能になります。

※見守り基地局は1小学校区あたり20箇所程度で、次のような場所への設置を検討しています。
 (1)こども110番の家(主に事業所を想定) 
 (2)校内および地域のコカ・コーラ ボトラーズジャパンの自動販売機

 

見守り機器

 見守り端末機(右) と 見守り基地局(左)

 

令和4年度はモデル事業として、「子ども110番の家」発祥の地である今渡北小学校と、隣接の今渡南小学校で秋ごろに開始し、その効果を検証しながら順次全市に拡大していく予定です。
 なお、ビーコン端末機や見守り基地局は、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社及び株式会社ottaより提供されるため、市や保護者、学校の金銭面での負担はありません。