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可児市の消防団

更新日:2012年4月10日

 可児市の消防機関のうち、消防本部及び消防署は管内10市町村(可児市・美濃加茂市・可児郡・加茂郡)で構成される可茂消防事務組合が常備消防として運営しています。
 可児市消防団は、消防組織法第18条(消防団の設置・名称及び区域)に基づき、その運営を可児市の条例・規則の中で定めています。
 団員の定数は343名(4分団16部制)で、可児市全域をエリアにして活動しています。

可児市の主な消防団行事

 4月  入退団式
 4月~6月 市消防操法大会(訓練期間含)
 6月  水防訓練

 8月  県消防操法大会(隔年)
 9月  防災訓練、救急救命講習会
 11月  火災予防週間の啓発活動
 12月  年末夜警
 1月  出初め式
 3月  火災予防週間の啓発活動
 その他 地域行事の警備、消火栓・防火水槽の点検、地域防災訓練の協力等

消防団の必要性

経済的なメリット

火災現場で行われる消防活動は、単に消火活動だけではありません。付近の交通整理を行う者、消火栓や防火水槽などの水利を確保する者、また、鎮火後に再び発火するおそれがある場合に引き続き監視を行う者など、実際の火災現場では想像以上に多くの人手が必要になります。
 また、地震、台風や集中豪雨などの大規模な災害が発生した場合には、人命救助や捜索などのための活動を行わなければならないため、さらに多くの人員が必要になります。
 これらの活動の全てを消防本部や消防署などの常備消防組織が担うとした場合、現在の何倍もの消防職員を常に配備しておかなければなりません。その維持などにかかる経費は莫大なものになってしまいます。

地域的なメリット

 いくら消防署などの常備消防が充実していても、大地震などが発生して道路が寸断されてしまえば、救助に向かうことはできません。また、大規模な災害の場合、多数の救助要請があります。災害発生から救助隊が自分たちを助けにくるまでには、相当な時間がかかってしまいます。
 そのような場合、頼りにできるのは自分と家族、そして同じ地域に住む住民同士だけです。
 消防団は地域の住民によって構成され、地域で活動する組織です。そのため、地域とのつながりが深く、地域の各種事情に精通し、いざというときに迅速な活動が期待できます。

消防団の組織

 可児市における消防団組織は、前述のとおり343名の団員で各地域を合わせて16部の構成となっています。各部平均20名が活動しており、それぞれ地域の防火・防災活動にあたっています。
 勤務年数は平均で団員4年、班長以上の職は2年となっており、与えられた期間の中で団員は有事の消防活動のほか、防火・防災の啓蒙活動を行っています。また、団員相互の連帯意識の高揚、親睦と融和を深めながら互いに切磋琢磨して、やがて任期満了とともに地域の次代の防災リーダーとして巣立っていきます。
 消防団組織は役職により上下の差がありますが、これは活動の中での指揮命令系統や規律の確保に必要であるもので、団員相互の人間形成の向上に役立っています。

消防操法訓練

 消防操法訓練は、消防団における消火活動の要として毎年年度始めに全団が取組んでいます。
 これは、新しく入団した団員はもとより継続・再入団の団員も含めて、消防ポンプ車及び機器類の正確な操作技術習得と、それに合わせた一連の動作並びに団員相互の連携を習得することを目的としています。
 この訓練を通じて新入団員は消火活動を覚え、現場での一連の操作活動を習得します。また、自らの安全を確保するためにも必要な訓練です。
 しかし、団員は誰もが生業を持ち、その限られた時間の中での訓練であるため、団員に多くの労苦をかけているのは周知の事実です。
 この消防操法訓練は消火活動の要として大変重要であり、今後も継続して行う必要があることから、訓練実施に際しては要員を含めた団員・家族の理解と、訓練期間における時間の有効活用、効率的な訓練をおこなうことにより、課題をクリアすることが望まれます。そして、過去に操法大会に出場した団員の多くが「苦しい訓練であったけれど、これにより得たもの、達成した充実感はなにものにも変えられない」と、消防団員の一員になれた満足感を持ち、それぞれの地域で活動していることをご報告します。

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