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パブリックコメント制度とは?

更新日:2024年3月1日

パブリックコメントとは

 パブリックコメント手続とは、行政が施策などについて意思決定を行う前に、広く市民のみなさまからの意見を集め意思決定に反映させることを目的とした制度です。市民のみなさまからお寄せいただいた意見は、とりまとめのうえ市としての見解を添えて公表します。


パブリックコメントの対象案件

  1. 市の基本方針を定める行政計画や構想の策定およびこれらの重要な改定
  2. 市の基本的な制度を定める条例又は広く市民等に義務を課し、又は権利を制限することを内容とする条例(金銭徴収に関するものを除く)の制定又は改廃
  3. 広く市民の公共の用に供される施設の建設に係る基本計画等の策定、および重要な変更
  4. その他市長が必要と認める案件

 ただし上記に該当する案件であっても、次に該当するものについてはパブリックコメントの対象となりません。

  1. 迅速性、緊急性を認めるもの及び軽微なもの
  2. 国、県などの上位計画などと整合性を図るため市の裁量の余地が少ない計画
  3. 意思決定を行う際に意見聴取の手続きが法令で定められており、重複してパブリックコメントをとる必要がないと思慮されるもの

素案の公表と意見募集

 市はパブリックコメントの対象となる案件を意思決定する前に、案件の素案と概要資料などを公表し、市民のみなさまからご意見を募集します。


公表の方法

 素案と資料は、市役所1階・市政資料コーナーおよび担当課の窓口、各連絡所で縦覧に供するとともに市ホームページに掲載します。
また、パブリックコメントを行う案件の一覧を作成し、事前に市ホームページ、広報紙へ掲 載するなどして周知を行います。


意見提出の方法

 意見提出の方法は、電子メール、郵便、ファクシミリ、および担当課の窓口への書面の持参のいずれでも可能です。意見募集の期間は概ね20日間以上です。
 意見を提出していただく際には、氏名、住所(法人等にあっては名称、代表者氏名、および所在地)を明記することとしますが、これらの情報については原則非公開とします。


意思決定と結果の公表

 市は提出された意見について十分に検討し意思決定を行います。そして、提出された意見に対する市の見解をまとめて、意思決定の内容と併せて市ホームページ等で公表します。


パブリックコメントの導入効果

 市の基本的な政策などの意思決定の際に広く市民のみなさまが意見を述べられる場を設けることで、市行政の一層の透明性を確保すると同時に市民のまちづくりへの参加意識を促進します。


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