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【荒川豊蔵資料館】特別展「"荒川志野"に魅せられて」開催のお知らせ

更新日:2017年10月1日

特別展「荒川志野に魅せられて」のポスター画像

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「染野コレクションより"荒川志野"に魅せられて」チラシおもて (pdf 277KB)
「染野コレクションより"荒川志野"に魅せられて」チラシうら (pdf 627KB)

展示の概要

 桃山期に美濃で生まれた志野は、筆で下絵付ができ、乳白色の釉肌をもつやきもので、薄紅をさしたような釉肌、鼠色や赤褐色の釉肌など、色彩や意匠によってバリエーションが豊富です。

志野筍絵陶片の発見を契機に志野の再現を志した豊蔵は、乳白色を呈した志野独特の釉肌と、淡くにじみ出る(緋色との調和に心惹かれ、制作を重ねるたび緋色のある志野を追求していきます。試行錯誤を重ねた豊蔵の志野制作は、独自の志野へと展開し、桃山の志野とは異なるフォルムや釉調を確立します。丸みのあるフォルム、釉薬の縮れが強い器肌、透明感のある釉色と緋色との絶妙なバランスなどが「豊蔵志野」の特徴であり、大きな魅力です。

この志野に魅かれたコレクター・染野義信(元日本大学法学部教授)氏は、これらを“荒川志野”と謳い、昭和40年代以降の志野作品を集めていきます。しっとりと柔らかく焼き上がった個性的な“荒川志野”の収集を主体としつつも、画力を生かした豊蔵の赤絵作品にも着目しています。これらは現在、染野コレクションとして、東京国立近代美術館、山口県立萩美術館・浦上記念館に収められています。

豊蔵の陶房と居宅公開を記念する本展は、東京と山口両館のご協力をいただき、染野コレクションの豊蔵作品を紹介する里帰り展です。染野氏の眼を通して集められた約40作品は、日本伝統工芸展への出品作品や豊蔵の自選作品集所収の作品も含まれ、豊蔵作品を語る上で核となる作品群です。

本展では、染野の豊蔵作品に対する解釈を添えながら、作行の変遷や作品銘などを取り上げ、染野コレクションから見える“荒川志野”の魅力に迫りたいと思います。


期間

平成29年10月6日(金曜日)から平成29年12月3日(日曜日)まで


会期中の休館日

毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日


関連講演会

関連講演会「荒川豊蔵作品の魅力 ―染野コレクションを中心として―」のチラシ画像

演題 「荒川豊蔵作品の魅力 ー染野コレクションを中心としてー」
講師 唐澤 昌宏 氏 (東京黒質近代美術館 工芸課長)
日時 平成29年10月15日(日曜日) 13時30分から15時まで
会場 久々利公民館 ホール (可児郷土歴史館となり)
参加費 無料(申込不要)
定員 100名

関連講座

柄杓の画像
講座名 「竹細工 ー柄杓を作ろう」
日時 平成29年11月19日(日曜日) 9時30分から11時30分まで
会場 久々利公民館 第1会議室 (可児郷土歴史館となり)
参加費 300円
定員 15名 (申込多数の場合は抽選)
申込締切 平成29年10月29日(日曜日) 16時まで
申込方法 荒川豊蔵資料館
電話・FAX (0574-64-1461)
メール (kyodorekisikan@city.kani.lg.jp)

企画展図録

豊蔵陶房および居宅公開記念特別展「染野コレクションより"荒川志野"に魅せられて」表紙画像

 今回の企画展に併せて、豊蔵陶房および居宅公開記念特別展「染野コレクションより"荒川志野"に魅せられて」を刊行します。

ギャラリートーク

ギャラリートークの様子の画像

 当館学芸員が展示をご案内致します。お友達を誘いあってのご参加も大歓迎です。どなたでも、お気軽にご参加ください。入館料が別途必要となります。

  • 日程   平成29年11月3日(金曜日・祝日)、11月23日(木曜日・祝日)
  • 時間   13時30分より (約40分程度)
  • 集合場所 荒川豊蔵資料館 ロビー