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地震に備えよう

更新日:2021年1月29日

家具・家電の転倒・落下を防止しましょう。

 大規模な地震が起こると、固定されていないものは倒れます。想像以上に飛びます。

 倒れた家具や家電で、負傷することがあります。最悪の場合、命を落とすことも考えられます。

 押して開けるドアの向こうに物が倒れてきたら、、、ドアは開きません。

 各家庭ごとにおいてある物や、部屋の使い方は異なります。まずは地震が起きた時を想像しましょう。自分や家族が、負傷しないよう、命を落とさないよう工夫して対策をしましょう。

家具別 転倒・落下防止策

  • 壁に固定するときは、間柱など十分強度のある場所に固定しましょう。
  • 天井を使って固定するときは、十分な強度があることを確認しましょう。
  • つけ鴨居に固定する場合は十分な強度があることを確認しましょう。強度がない場合は、間柱につけ鴨居を固定しましょう。
  • ポール式、粘着マットでの固定は不向きなものもあります。取扱説明書をよく読んで適切に使用しましょう。
□ たんす □ L型金具、チェーン、ベルトで固定するタイプのものを使って、柱、壁、鴨居に固定する。
□ 2段重ねの家具

□ 重ね留め用金具を使って上の家具の落下を防ぐ。

□ L型金具、チェーン、ベルトで固定するタイプのものを使って、柱、壁、鴨居に固定する。

□ テレビ・パソコン

□ テレビ台や壁に、専用固定金具やベルト、粘着マットを使って固定する。

※取扱説明書に転倒防止の説明がある場合はそれに従う。

□ 冷蔵庫

□ 背部の取っ手にベルトなどをかけて固定。

※メーカーが別売り専用ベルトを用意していることが多い。

□ 照明器具 □ 吊り下げ式の照明器具は、鎖や針金を使って数ヶ所天井に固定する。
□ 食器棚

□ 専用の扉開閉防止用具を取り付ける。

□ 棚板には食器が滑らないよう、滑り止めを敷く。

□ ガラスに飛散防止フィルムを貼る。

□ L型金具、チェーン、ベルトで固定するタイプのものを使って、柱、壁、鴨居に固定する。

□ 本棚

□ L型金具、チェーン、ベルトで固定するタイプのものを使って、柱、壁、鴨居に固定する。

□ ベルトやひもを使って、本が飛び出さないようにする。

□ 重い本をできるだけ下に置く。

□ 電子レンジ・オーブン

□ 電子レンジ・オーブンを置いている台を床、壁に固定する。

□ 電子レンジ・オーブンをベルトや粘着マットで固定する。

部屋別 転倒・落下対策 

  • 家具を置くときは必ず固定しましょう。
  • 万が一倒れても、避難路や出入り口を塞がない位置に配置しましょう。
  • 重いものはできるだけ下に収納しましょう。
  • できるだけ背の低い家具を選びましょう。

□ 玄関

□ 廊下

□ 階段

□ ベランダ

□ いざという時の避難路になります。避難路の確保のために、できるだけ物を置かないようにしましょう。

□ キッチン

□ ダイニング

□ 食器などの「われもの」は飛散すると大変危険です。飛散防止フィルムを貼るなどの対策をしましょう。

□ 吊り収納からは物が落ちてきます。開閉防止用具を取り付けましょう。重いものは入れないようにしましょう。

□ ガスコンロなどの火種の上に燃えやすいものが落ちると火災になります。火種付近の上下の収納には燃えやすいものは置かないようにしましょう。

□ ポットや熱い鍋が転倒すると、やけどの危険があります。いざというときに身を守るテーブルの付近には、普段から置かないようにしましょう。

□ リビング

□ ソファーやローテーブルなど、壁付けでない家具も固定しましょう。地震時にはあちこち走り回り、避難路を塞いだり、部屋にある物を破壊します。人にぶつかれば、負傷する危険もあります。

□ 額や写真たて、花瓶、鉢、小物も忘れずに固定しましょう。小さなものは飛んできます。できるだけ高い位置や避難路、出入り口付近に飾るのは避けましょう。

□ 居室

□ 寝室

□ 子供部屋

□ 寝室にはできるだけ家具を置かないようにしましょう。

□ 家具を置く時は、固定はもちろんですが、万が一倒れてもベットや布団に倒れてこない配置にしましょう。背の低いものを選びましょう。

□ 照明の下、窓の下に頭が来ないようにベットや布団を配置しましょう。

□ 頭まわりには物を置かないようにしましょう。

※ これだけ対策すれば万全というわけではありません。

※ 常に危険な物がないかチェックしましょう。

  • 考える男の子
  • 考える女の子

非常持出品・備蓄品を用意しよう

非常持出品

 災害発生時、最初に持ち出すもの。

 非常食・飲料水は必要最低限とし、実際に背負ってみて歩ける重さにしましょう。

□ 非常食(乾パンなど) □ 上着
□ 飲料水 □ 下着
□ 携帯ラジオ □ 軍手
□ 懐中電灯 □ 救急医薬品
□ ろうそく・ライター・マッチ □ 常備薬
□ ヘルメット(防災ずきん) □ 貴重品(預貯金通帳・印鑑など)
□ ナイフ・栓抜き・缶切り □ 現金

□ ティッシュ

□ 健康保険証のコピー
□ タオル □ ビニール袋

非常備蓄品

 復旧するまでの数日間を支えるもの。

 家の取り出しやすいところに置いておきましょう。

 最低3日分の備蓄をお願いします。

□ 食品(缶詰、レトルト食品、ドライフーヅや栄養補助食品など)
□ 食品(調味料、スープ・味噌汁など)

□ 食品(チョコレート、のどあめ、梅干しなど)

□ 水(一人1日当たり3リットル)
□ 燃料(卓上コンロ、固形燃料、予備のガスボンベなど)
□ 毛布、タオルケット、寝袋など
□ 洗面用具(歯ブラシ、石けん、タオル、ドライシャンプーなど)
□ 鍋、やかん
□ 簡易食器(割りばし、紙コップ、紙皿など)
□ ラップ、アルミホイル

□ ウェットティッシュ、トイレットペーパー

□ 使い捨てカイロ
□ 新聞紙
□ マスク
□ 裁縫セット
□ 簡易トイレ

□ 予備のめがね、予備の補聴器など

□ 自転車
□ 工具(ロープ、バール、スコップなど)

家族で防災会議を開きましょう。

 月1回、家族で防災会議を開きましょう。

防災会議のテーマ

□ 一人一人の役割分担を決める。

□ 家の危険個所をチェックする。

□ 非常持出品、備蓄品のチェック、入れ替え。

□ 災害時の連絡方法や一時避難所のチェック。


 同居する家族だけでなく、遠方の家族や親せき・友人にも、安否確認の方法を知らせておきましょう。

 災害時は電話がつながりにくくなります。あらかじめ安否確認の方法を知らせておくことで、いざというときにいち早く安否を知らせることができます。

 市ではハザードマップ「可児市地震防災マップ(揺れやすさマップ)(液状化危険度)(東海・東南海地震)」を作成しています。ぜひ防災会議にお役立てください。下のリンクよりご覧ください。

緊急時の連絡方法を覚えておこう

 緊急時に家族や知人・友人などの安否を確認する方法として、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板など、いくつかの方法を覚えておきましょう。

災害用伝言ダイヤル

 震度6弱以上の大規模な災害発生時に、電話番号別にメッセージを録音したり、聞いたりすることができるボイスメールサービスです。自宅などの一般電話、公衆電話、携帯電話、PHS(一部の通信事業者を除く)などから「171」をダイヤル後、ガイダンスに従ってメッセージを録音・再生します。

災害用伝言板

 震度6弱以上の大規模な災害発生時に、被災者の安否情報を書き込んだり、見ることができるサービスです。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、ウィルコムなどの携帯電話・PHSから利用できます。

公衆電話

 災害による停電が起きた場合、緊急措置として公衆電話が無料で開放される事があります。小銭やテレホンカードがなくても通話(国内のみ)することができます。

  • 緊急通話用ボタン付公衆電話 → 緊急通話ボタンを押すか、硬貨を入れて通話(通話後硬貨は返却されます)
  • デジタル式公衆電話 → 受話器を取るだけで通話可能

 災害時であっても、「被災地→被災地以外の場所」へは比較的電話が通じやすい場合があります。遠隔地の親せきなどに連絡中継地点になってもらい、家族の安否を確認してもらう方法も有効です。

※ このページは内閣府のホームページを参考に作成しました。

※ このページは総務省消防庁のホームページを参考に作成しました。

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